福島・大熊町が再エネ会社設立 地元企業とともに脱炭素へ

 東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町は28日、再生可能エネルギー導入を進めるための新会社「大熊るるるん電力」を地元企業とともに立ち上げ、町役場で設立式を開いた。原発事故で約8年の全町避難を強いられた町は、原発や化石燃料に頼らず、令和22年度に二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにするゼロカーボンの目標を掲げている。…