電気自動車の普及に伴って、電気自動車に搭載されるバッテリーの研究開発が多数行われています。そんな中、ウースター工科大学で機械工学を研究するヤン・ワン教授率いる研究チームが「リサイクル材料を使用したバッテリーの方が、未使用材料を使用したバッテリーよりも寿命が長い」とする研究結果を報告しました。続きを読む……
脳を半導体に「コピー&ペースト」するテクノロジーが発表される
Samsungとハーバード大学の研究者らが2021年9月23日に、脳神経の構造を3次元的にマッピングして半導体上で再現する技術を発表しました。これにより、機械学習や半導体技術、神経科学の分野が大きく発展すると見込まれています。続きを読む……
36億円の資金を投じて睡眠を自由自在にコントロールする埋め込み型マイクロチップが開発中
昼間・夜間の勤務が不定期に切り替わる人や、時差の異なる地域へ出張する人にとって適切な睡眠リズムを確保することは重要な課題です。ノースウェスタン大学の研究チームは「睡眠リズムを調節するペプチドを生成するマイクロチップ」を体内に埋め込むという技術を考案し、国防高等研究計画局(DARPA)から4年半で最大3300万ドル(約36億円)の資金を獲得して本格的な研究をスタートしています。続きを読む……
Raspberry Piを用いた安価で持ち運び可能な血液検査装置が開発される
血液検査はガンや糖尿病といった幅広い病気の診断に用いられています。この血液検査には専用の設備が必要で貧しい地域やインフラの整っていない地域では血液検査が難しいという問題がありますが、インドの開発者が新たにどんな場所にも持ち運べる安価な血液検査装置を開発しました。続きを読む……
なぜ人工衛星は「クリーンルーム」で製造されなければいけないのか?
半導体の製造やバイオテクノロジーの研究などには、空気清浄度が確保されたクリーンルームが必要になります。人工衛星の製造にもクリーンルームが必要なのですが、なぜ人工衛星の製造にクリーンルームが必要であるのか、どれほどの清浄度が保たれているのかなどを、宇宙テクノロジー企業のCOHB SEが解説しています。続きを読む……
ロボットに見つめられると集中力が削がれてしまうことが判明
人間が「誰かに見られている」と気づいた時、見ているのが動物であろうが人間であろうが少し緊張したり意識したりするもの。新たな研究により、人間は感情のないはずのロボットに見られていると気づいた時でさえ、脳の神経が影響を受け、集中力が損なわれることが示されました。続きを読む……
NASAの「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の打ち上げ日が2021年12月18日に決定
NASAが中心となって開発を行う赤外線観測用宇宙望遠鏡のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、2021年12月18日(土)に打ち上げられることが発表されました。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はハッブル宇宙望遠鏡の後継機であり、宇宙の謎を解き明かす手がかりを観測することが期待されています。続きを読む……
リチウムイオンバッテリーの性能を飛躍的に進歩させる新技術が実用化、早くも最新ウェアラブルトラッカーに搭載される
スマートフォンや電気自動車などに使用されているリチウムイオンバッテリーの性能を飛躍的に向上させる技術を、テスラの元従業員が立ちあげたシリコンバレーのスタートアップ・Sila Nanotechnologiesが実用化しました。新たな手法で製造されたバッテリーは、早くもWHOOPのウェアラブルトラッカーに搭載されることが報じられています。続きを読む……
父親が生まれつき歩けない子どものために「自立歩行できるようになるパワードスーツ」を開発
アクチュエーターや人工筋肉などを用いて人間の動きをサポートするパワードスーツは、肉体労働の負担軽減や、体を自由に動かせない人のサポートなどで注目を集めています。新たにロイター通信が、生まれつき歩くことができない息子のために、エンジニアの父親が「自立歩行できるようになるパワードスーツ」を開発したと報じました。続きを読む……