PCやスマホが放つ電磁波からウイルスを検知する仕組みをRaspberry Piで実現、コンピューター内部に全く影響はなし

コンピューターがウイルスに感染しているかどうかの識別は、一般的にソフトウェアをインストールして行われます。しかし、新たに「電磁波のパターンを読み取り、ウイルスの有無を検知する」という仕組みの外部デバイスが開発されました。この外部デバイスには、安価に入手可能なRaspberry Piが利用されています。続きを読む……

半導体への攻撃が容易になりセキュリティ対策の必要性が高まっているとの指摘

半導体に対する攻撃は一昔前までは理論上のものとされていましたが、近年では自動車・ロボット・医療機器などの幅広い分野で半導体が用いられるようになったことに伴って、半導体に対する攻撃が現実的な脅威となっています。しかし、テクノロジー関連メディアのSemiconductor Engineeringは半導体のハードウェアセキュリティの確保は簡単な課題ではないと指摘し、なぜ困難かを解説しています。続きを読む……

PCを保護するモジュール「TPM」をハードウェア経由でハッキングしてデータにアクセスできるとの報告

トラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)とは、セキュリティ機能を提供するためにマザーボードに組み込まれているチップであり、Windowsに搭載されているデータ暗号化機能のBitlockerに利用されています。ところが、ハードウェアを直接ハッキングすることでTPMキーを盗み出し、Bitlockerで保護されているデバイスのデータにアクセスできることを、セキュリティ企業・SCRTのセキュリティチームが報告しました。続きを読む……

マルウェアに固有の電磁波を検出して攻撃を防ぐシステムが開発される

運転が自動化された航空機や自動車には「攻撃者に悪意のある変更を加えられた場合、重大な事故につながる」というリスクが存在します。そんな「悪意のある変更」をハードウェアから発せられる電磁波をスキャンして検知するシステムが開発されました。続きを読む……

Appleの落とし物トラッカー「AirTag」の紛失モードを悪用したフィッシング攻撃が可能であるという報告

Appleが2021年4月に発売した落とし物トラッカー「AirTag」の紛失モードを悪用して、AirTagを拾った「善きサマリア人」を悪意あるウェブサイトに誘導する攻撃が可能であることが専門家から指摘されています。続きを読む……

GoogleのTitanセキュリティキーがNFCを広くサポートへ、Bluetooth対応は廃止

Googleが物理セキュリティキーの「Titanセキュリティキー」で、Bluetooth対応を廃止し、NFC(近距離無線通信)機能への対応に重きを置くことを発表しました。この動きの一環として、これまで販売されていたUSB Type-AとNFC対応の「USB-A/NFC」に加えて、USB Type-CとNFCに対応した「USB-C/NFC」が新しく発売されます。続きを読む……

女性ジャーナリストが「政府がスパイウェアのPegasusでハッキングしてプライベートな写真を拡散した」として訴訟を起こす

レバノンの女性ジャーナリストが、「スマートフォンがスパイウェアのPegasusによりハッキングされ、プライベートな写真がTwitterに投稿された」として、ハッキングに関わったとみられるTwitterユーザーやサウジアラビア王太子らを相手取り訴訟を起こしました。続きを読む……

Windows 11に必須な「TPM」で保護されたPCから情報を盗み出す手口をセキュリティ企業が解説

2021年後半にリリースが予定されているWindows 11の動作には、「トラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)」というセキュリティチップが必須とされています。しかし、このTPMによって保護されたPCでさえも情報が盗み取られる危険性があるとセキュリティ企業のDolos Groupが解説しています。続きを読む……