100億円超が投じられるも頓挫した「アルコール飲用に関する大規模研究」は何が問題だったのか?

アルコールは健康に害をもたらすというのはもはや常識ですが、「酒は百薬の長」ということわざがあるように、適量のアルコールが健康に良い影響をもたらすという研究結果も存在します。4年という歳月と1億ドル(約110億円)もの資金を投じて行われた「アルコールを毎日飲み続けたらどうなるのか」という大規模な臨床試験が頓挫した一件について、ブロガーのdynomight氏が「何が本当の問題なのか」を解説しています。続きを読む……

評価額2兆7000億円で世界第3位の半導体メーカーGlobalFoundriesがIPO申請、Intelとの交渉は決裂か

アメリカの半導体製造企業のGlobalFoundriesが、2021年10月4日にアメリカ証券取引委員会に提出した文書により、同社が新規株式公開(IPO)を計画していることが分かりました。同社は2021年以降の8~10年間で、半導体の需要が2倍になると見込んでおり、投資を大幅に増加させる考えを示しています。続きを読む……

業務メールから受けるストレスは「緊急案件ではありません」と書いてあるだけで軽減されるという研究結果

メールはいつでもどこでも連絡を取れるようにする便利なテクノロジーですが、重要なメールの場合は「すぐ返事しなきゃ」とせかされているように感じることがあります。イギリスのロンドン・ビジネス・スクールとアメリカのコーネル大学の共同研究によって、業務メールから受けるストレスは文末に「緊急案件ではないので、対応はいつでも大丈夫です」と書いてあるだけで軽減されるということが明らかになりました。続きを読む……

世界各国の首脳や有名人がペーパーカンパニーで租税回避していたことを示す「パンドラ文書」が公表される

世界のジャーナリストが共同で調査報道を行うためのネットワーク「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」が、117カ国・150メディアに所属する600人以上のジャーナリストが1年以上にわたって行った調査の報告書「パンドラ文書」を入手したと発表しました。構成ファイル1190万件・合計2.94テラバイトというパンドラ文書では、世界中の大統領や首相、裁判官、軍幹部などが租税回避地(タックス・ヘイブン)のダミー企業を使って税金を回避していたことが明らかになりました。続きを読む……

写真撮影やイラスト作成時に発生しがちなモアレを効果的に除去する方法とは?

撮影した写真やスキャンした画像、SNSにアップロードしたイラストなどに、本来は存在しないはずの模様「モアレ」が発生する現象に遭遇したことがある人も多いはず。このモアレの発生要因や対策方法について、デザイナーやライターとして活動するマーティン・ウィハリー氏が解説しています。続きを読む……

電信時代に大規模なデータを処理するために作成された特徴的な組織図とは?

現代では、何GBものデータをインターネットを介して世界中に送信することができますが、1850年代には電話すら普及しておらず、手紙や電報による通信が一般的でした。そんな1850年代に、ニューヨークの鉄道会社では鉄道路線全体の運行情報という比較的大規模なデータを正確かつ高速に管理するために、ある「特徴的な組織図」が用いられていました。続きを読む……

「良い宿題」に必要な条件とは?

勉強は日々の積み重ねが大事だとわかっていても、「毎日課される宿題にはウンザリだ」と思っていた人も多いはず。そんな宿題の意義について、オーストラリアのウエスタンシドニー大学教育学部で副学部長を務めるKatina Zammit氏が解説しています。続きを読む……

新型コロナの影響で「ピエロ不足」が深刻な問題になっている

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによって世界的なコンテナ不足や半導体不足が発生し、コーヒー豆や自動車などにも悪影響が及んでいるほか、エンターテインメント業界もコンサートやイベントの中止といった打撃を受けました。そんな中、アイルランドでは「深刻なピエロ不足」が発生しており、サーカス団がピエロの募集に奔走しているとのことです。続きを読む……