幸福になれるかどうかを決めるのは「遺伝子」だけではない、「本人の選択や環境」も重要との主張

「幸福」は多くの人にとって人生の目標や指針となっており、人生をより充実したものにするポジティブ心理学も隆盛していますが、その一方では「その人の能力や幸福は生まれ持った遺伝子によって決められている」とする説も近年は提唱されています。「遺伝子に恵まれなかった人は幸福になれないのか?」という疑問について、アイルランド王立外科医学院でポジティブ心理学の上級講師を務めるJolanta Burke博士が解説しています。続きを読む……

Google元社員が「Don’t Be Evil」を守ってクビになったと主張

「Don’t Be Evil(邪悪になるな)」はGoogleの会社としての行動規範であり、従業員はこのことが条件として書かれた契約書に署名をしています。ところが、いざGoogleが「邪悪」な行いをしようとしていたため反対する行動を取ったところクビになったと、元社員が訴えています。続きを読む……

「次期マイニング大国」で電力不足が深刻化、事業継続不可能というマイニング業者も

2021年9月に中国の中央銀行にあたる中国人民銀行が決定した「暗号資産の関連サービスの全面禁止」を受け、中国の隣国であるカザフスタンにマイニング業者が事業を移転しています。しかし、マイニングによってカザフスタンは類を見ないほどの電力不足に陥っており、事業移転してきたマイニング業者の中から廃業を余儀なくされる業者も出始めています。続きを読む……

砂漠に刻まれた謎の十字架の正体はアメリカの「コロナ計画」にあった

アメリカのアリゾナ州に広がる砂漠の一角に、「カサ・グランデ・キャリブレーション・ターゲット」と呼ばれるコンクリート製の十字架が存在しています。この十字架が実はアメリカが冷戦期に行っていた軍事機密のプロジェクトで使われていた施設であると、宇宙関連のニュースサイト・The Space Reviewが解説しています。続きを読む……

「ランナーズハイ」とは一体何なのか?

マラソンやランニングは基本的にはつらく苦しいものですが、そのつらさを乗り越えて走り続けると快感・恍惚(こうこつ)感が生じるケースがあると知られています。この「ランナーズハイ」と呼ばれる快感・恍惚感が生じるメカニズムについて、南カリフォルニア大学の進化生物学者であるデイヴィッド・ライクレン氏が解説しています。続きを読む……

安全性を重視しても逆にリスクが高くなるという「リスク補償行動」とは?

「安全性を重視してリスクを低下させても、低下したリスクを埋め合わせるようにユーザーがリスクの高い行動を取ってしまい、全体的なリスク水準は変わらない」という考え方を「リスク補償行動」といいます。このリスク補償行動について、ニュースサイトのSlateが解説しています。続きを読む……

ドイツ新政権が「公共の場での生体認証による監視の禁止」を発表、監視の規制が欧州全体に広がる可能性も

2021年11月24日に連立政権の樹立が決定したドイツ社会民主党・緑の党・自由民主党は連名で、公共の場で顔認証などの生体認証技術を用いた監視や追跡を行うことを禁止する公約を打ち出しました。公約には、欧州全体に対する要請が含まれているため、EUの人権擁護団体であるEuropean Digital Rights(EDRi)らは新政権を歓迎する声明を発表し、差別につながるとの懸念がある監視技術撤廃の支持を表明しています。続きを読む……

中国の量子コンピューティング関連企業8つがアメリカの輸出ブラックリストに追加される

アメリカから外国に対する技術の輸出や移転を制限する「エンティティリスト」に、新たに量子コンピューティング関連の中国企業が追加されました。これは、中国によってアメリカの技術情報が利用され、暗号化が突破される可能性などを懸念しての判断となっています。続きを読む……

2021年を象徴する単語に「NFT」が選ばれる

コリンズ英語辞典を刊行しているイギリスの大手出版社・ハーパーコリンズが、2021年を象徴する単語として「非代替性トークン(NFT)」を選定しました。候補には、新型コロナウイルス関連の言葉や、気候変動に関する用語などもノミネートされています。続きを読む……