「ありえないところに大行列」 シャトレーゼを大成功に導いた意外な出店場所

 シャトレーゼの店舗は郊外が中心だ。その原点は、工場直売システムを始めた店舗にあった。甲府駅から4~5キロ、田畑の中に作った実験店「新々平和通り店」だ。なぜ郊外を選んだのか。会長の齊藤寛さんが解説する--。※本稿は、齊藤寛『シャトレーゼは、なぜ「おいしくて安い」のか』(CCCメディアハウス)の一部を再編集したものです。…

関西スーパー、29日に臨時総会 「手応え」「際どい勝負」

 関西スーパーマーケットの経営権を決める同社の臨時株主総会が29日に行われる。経営権をめぐっては、阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと、首都圏地盤のスーパー、オーケー(横浜市)が争奪戦を展開、株主への働きかけを強めてきた。H2O側が「手応えを得ている」とする一方、オーケー側は「際どい勝負になりそう」としており、総会の行方が注目される。…

日立、最終利益が過去最高

 日立製作所が27日発表した令和3年9月中間連結決算は、最終利益が前年同期比で28・6%増の3224億円だった。中間期としては過去最高。注力するITや環境関連事業が堅調で、米IT企業グローバルロジックの買収効果もあった。…

東電が通期業績予想を赤字に修正 燃料高で

 東京電力ホールディングスは27日、令和4年3月期連結業績予想について、最終損益を前回予想の670億円の黒字から160億円の赤字に下方修正したと発表した。燃料高により調達コストが一時的に拡大するため。赤字は福島第1原発事故後に収益が悪化した13年3月期以来9年ぶり。…

行政手続きもスマホで 大東建託が支援サービス

 大東建託グループは27日、生活情報サービスを提供するプラットフォームを開発したと発表した。8日から開始する。今後は転入届などの行政手続きもインターネット上で行えるようになるといい、国が推進する自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)化に貢献する狙い。…

不織布マスク便利にチェンジ マジックテープで呼吸を楽に、建築設計業者が開発

 「マスク会食をもっと便利にできないか」「たまにはマスクを開放したい」。収束の見えない新型コロナウイルス禍のなか、こんな願いをもった人は多いだろう。これに応えようと用途に応じて形態が変化する不織布マスクが登場した。その名も「マスクチェンジャー」。開発したのは建築関連会社と研究者だ。畑違いの開発に取り組んだ背景には、建設作業員のマスク装着の負担を軽減しようとの思いがあった。…

京セラ、鹿児島で工場増設 半導体製造装置の部品生産

 京セラは、鹿児島国分工場(鹿児島県霧島市)に、半導体製造装置のセラミック部品を生産する新工場を2棟増設することを決めた。投資額は約110億円。世界的に深刻な半導体不足が続く中、増産に向けた設備投資の需要に応える。新工場は来月着工し、1棟は令和4年10月、もう1棟は5年10月に操業を始める予定。鹿児島国分工場におけるセラミック部品の生産能力はほぼ倍増となる。…