建設会社の業界団体である日本建設業連合会(日建連)の宮本洋一会長は22日の会見で、岸田文雄首相が防災・減災や国土強靱(きょうじん)化に取り組むと表明していることを受け、「大変心強く思う。十分な公共事業費の確保をお願いしたい」と評価した。…
サムスン、米国に電池工場 ステランティスと合弁会社
韓国電池大手サムスンSDIは22日、欧州自動車大手ステランティスと電気自動車(EV)用の電池工場を米国に建設すると発表した。2025年上半期から生産を始め、年産40ギガワット時までの拡大を見込む。両社は合弁会社を設立する覚書を交わした。建設地は検討中。…
8カ月ぶり前年比増 スーパー3団体調査
全国スーパーマーケット協会など業界3団体が発表した9月の全国食品スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比1・2%増と、8カ月ぶりに前年比でプラスとなった。新型コロナウイルスの感染者数が高い水準で推移する中、関東を中心に巣ごもり需要が押し上げた。…
白物家電、上半期は3%減 巣ごもり需要一巡
日本電機工業会がまとめた令和3年度上半期(4~9月)のエアコンなどの白物家電の国内出荷額は、前年同期比3.5%減の1兆3223億円だった。新型コロナウイルス流行による巣ごもり需要が一巡した影響とみられる。上半期としては消費税増税の駆け込み需要の反動減があった2年度に続き、2年連続のマイナスとなった。巣ごもり需要を支えていた自炊関連の家電では、ホットプレートが22.8%減の43億円、炊飯器は6.3%減の462億円、冷蔵庫は4.4%減の2365億円と苦戦が目立った。…
エア・ウォーター 半導体向けガス装置増強へ
エア・ウォーターは、半導体メーカー向けのガス精製装置の製造能力を現状の1.6倍に増強する。約4億円を投じ、子会社の日本パイオニクス(神奈川県平塚市)の平塚工場内に新棟を建設する。半導体メーカーの生産能力増強と製造設備の大型化に対応するため。ガス精製装置は、半導体工場に設置し、製造工程で用いるガスの不純物を取り除くために使用する。令和4年11月に完成する予定。…
村田製作所、工場再エネ100%に 福井県あわら市 太陽光や大規模蓄電池活用
村田製作所は、福井県あわら市の工場で使う電力を11月1日から全て再生可能エネルギーにする。太陽光発電と北陸最大規模の蓄電池システムを組み合わせて全体の13%を賄い、他は再生エネ由来の電力を外部から購入して補う。脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化する。…
石油元売り大手が再エネ強化 ENEOSは巨額買収
石油元売り大手が再生可能エネルギー事業を強化している。ENEOS(エネオス)ホールディングス(HD)は今月、国内有数の再生エネ事業者であるジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京都港区)を約2000億円で買収すると発表。出光興産は太陽光などの再生エネ電源の開発を推進し、コスモエネルギーHDは風力発電の拡大を図っている。脱炭素の波に乗り遅れまいと、再生エネ事業の拡大を通じ、石油ビジネスに依存した従来の事業構造からの脱却を加速する。…