デジカメの世界販売が回復 高画質にこだわる顧客増加

 デジタルカメラの世界販売が回復している。新型コロナウイルス流行で昨年に急落した反動もあるが、高画質の映像表現にこだわる顧客が増えているためだ。一方で、高性能カメラの搭載が進んだスマートフォンに需要を奪われた市場構造に変わりはなく、シェアを独占する日本メーカーに高揚感はない。…

ウルトラマン、仮面ライダー…特撮ヒーローを「心拍数」で育てる新デバイス登場【SanekeiBiz編集部】

 運動して心拍数が上がれば上がるほど、なじみのヒーローたちも一緒に進化する。そんなウェアラブル(身につけられる)端末型の玩具をバンダイが開発した。同社によると、歩数に応じてキャラクターが成長する歩数計はこれまでにもあったが、心拍数という運動強度を表すバイタルデータに着目したデバイスは国内初となる。育てるキャラクターは「ウルトラマンティガ」や平成の「仮面ライダー」シリーズ。子供時代に見て育った20~30代の男性をターゲットに今冬発売する。…

「アフリカ事業で大手と現地の懸け橋に」シュークルキューブジャポン・佐藤弘一社長

■さとう・こういち 産業能率大卒業。平成9年に渡仏し、12年にNTTヨーロッパ入社。20年にフランスでシュークルキューブテクノロジーズを創業。30年にシュークルキューブジャポン、令和2年にセネガルでツミキジャポンを設立。49歳。神奈川県出身。…

日系ベンチャー企業がセネガルの電化を促進 電力・通信キット展開、関電と実証実験も

 日本企業が、西アフリカの未電化・未電波地域の環境改善に取り組んでいる。簡易に整備できる太陽光発電設備と通信装置を組み合わせた独自キットを開発したベンチャー企業のシュークルキューブジャポン(東京都千代田区)だ。関西電力と3月にセネガルで電力・通信サービスの実証実験を行った。年内には現地でキットの組立工場を稼働し、2022年までに西アフリカで1万5000台の販売を目指す。…