KNTの中期決算、赤字68億円に縮小

 近畿日本ツーリストを傘下に持つ旅行大手、KNT-CTホールディングスが10日に発表した令和3年中間連結決算は、最終損益が68億5300万円の赤字だった。新型コロナウイルス禍で緊急事態宣言の発令期間が長期化したことが影響した。ただ、赤字幅は前年同期(168億4600万円の最終損失)から大幅に縮小された。…

ニップン、家庭用小麦粉値上げ 来年1月から

 製粉大手のニップンは10日、輸入小麦の政府売り渡し価格の引き上げに伴い、家庭用の小麦粉やパスタなど計181品目のうち120品目を約1・5~9・5%値上げすると発表した。小麦粉やミックス粉は来年1月4日納品分から、パスタなどは2月1日納品分から実施する。…

ビール離れの若者大ウケ…コカ・コーラが初のお酒「檸檬堂」をヒットさせた戦略

 コカ・コーラの缶チューハイ「檸檬堂」が好調だ。2019年に全国発売してから3年目を迎える2021年9月末時点で115%となった。若者のお酒離れが進んでいるといわれる中、なぜ幅広い世代に売れているのか。経済ジャーナリストの高井尚之さんが取材した--。…

「株主総会集計は適法」 関西スーパーがオーケーに反論

 関西スーパーマーケットは9日、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリンググループとの統合案が僅差で可決された先月の臨時株主総会を巡り、首都圏地盤のスーパー、オーケー(横浜市)が集計に疑義があると主張していることに対し「何ら不適法または不公正な点はない」と反論する見解を発表した。集計は「株主の意思表示を正確に反映した」という。…