「私立大学を中心に志願者数が減り、受験生にとっては大いにチャンスが拡大した入試でした」。今年の入試をこう振り返るのは河合塾教育研究開発本部の主席研究員、近藤治さんだ。河合塾の調査によれば、首都圏にある私立大学の志願者数は前年比で約86%。29万2665人の大幅減だった。大学別では青山学院大が同69%(1万7699人減)、早稲田大が同88%(1万2917人減)、法政大が同88%(1万2672人減)など、人気私大も軒並み影響を受けた。…
【男の雑貨・店巡り】武将や城郭にちなんだ雑貨が人気 東京ソラマチ・中編「戦国魂天正記」
東京・押上の商業施設「東京ソラマチ」。4階のお土産・雑貨エリア「ジャパンスーベニア」の中で異彩を放つのが、戦国グッズ専門店「戦国魂(だま)天正記」だ。町おこしや地域活性化イベントに携わっていた店主が、地元の歴史に興味を持ち、ゆかりの人物や史跡に親しんでほしいと制作したグッズが評判を呼び、開業へ。武将や城郭、日本史好きの人々でにぎわう。…
【東京舞台さんぽ】宝くじファンが願掛け 富くじを題材にした古典落語の舞台にもなっている日本唯一の富塚 日本橋・椙森神社
東京都中央区日本橋堀留町にある椙森(すぎのもり)神社は、江戸時代に、現代の宝くじのような富くじ興行が開催されていた神社の一つ。富くじを題材とした古典落語「宿屋の富」や「富久」の舞台になっている。…
【週末、山へ行こう】間近に眺める富士の雄姿 足和田山(山梨県) 標高1355メートル
今年は例年より、冬の訪れが早いのだろうか。富士山は既に頭に雪を被っている。天気のよい日、澄んだ青空と真っ白な富士山を眺められるとソワソワしてしまう。遠くの山から見る富士山も感動があってよいのだが、近くから雄大かつ秀麗な山姿を見上げるのもいい。…
【ノンフィクションで振り返る戦後史】ポップカルチャーの勃興期、大衆が支持した「映画」「漫画」「歌」 1968年を描く「1968年」(中川右介著、朝日新書)
かつて全共闘世代が語ることの多かったこの時代を1960年生まれで8歳だった著者が新聞・雑誌や各種資料を駆使し振り返る。当時をポップカルチャーの勃興期と捉え、大衆の支持した、映画なら「黒部の太陽」、漫画なら梶原一騎、歌ならザ・タイガースを前面に出す。私も1958年生まれで中川とほぼ同世代なのでその視点にシンパシーを感じる。…
【中高年の婚活Q&A】親との同居をどう克服する? すぐ駆け付けられる近所に引っ越してきてもらい、距離感保つ
「将来、実家に帰ることになっていた兄が急逝し、私が親の面倒を見なければならなくなったんです」 深刻な表情でそう明かすのは、東京都台東区のAさん(44)。コロナ禍婚活で悪戦苦闘の末にやっとゴールにたどり着き、台東区内に3LDKのマンションを購入したばかり。…
【BOOK】必要なのは健康と友達 『オレたちひょうきん族』で気絶しながら仕事、46歳では乳がんに… タレント・山田邦子さん『生き抜く力』
東京の下町で育ったお笑い好きの少女が“勘違い力”を武器に芸能界にデビューして40年。「テレビで見ない日はない」という絶頂期と低迷期を経験しながら、何事も一生懸命で純粋に、たくましく生き抜いてきた山田邦子さん。挑戦を続けるパワーの源は何だろう。…
【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】映画といえば日比谷 思い出す昔の華やかな雰囲気「日比谷シネマフェスティバル」
今年は東京国際映画祭が日比谷で開かれる。それにあわせて10月29日まで東京ミッドタウン日比谷で日比谷シネマフェスティバルが開かれていたので、シルバーパスで都営三田線日比谷駅に向かった。前々から見たい映画があり、それを見た後フェスティバルをのぞいてみようと思ったのだ。…
【銭湯 湯悠散歩】約1000万年前のミネラルで肌スベスベ 東京・駒込「東京染井温泉 SAKURA」
豊島区駒込のソメイヨシノ発祥の地にある温泉施設。地下1800メートルから湧き出る天然温泉は無色透明。約1000万年前の地層に多く含まれた、天然のミネラル成分により、浴槽に注がれると琥珀(こはく)色に輝く。保温・保湿効果に優れ肌がツルツル、スベスベになると評判だ。…
伊沢拓司「早押しクイズでの“誤答”は勝つための手段」クイズ王が分析するクイズの世界 – from AERAdot.
「高校生クイズ」で史上初の2連覇を果たし、「東大王」や「QuizKnock」創設で日本のクイズ界を牽引する伊沢拓司氏。彼が2年半を費やした大著『クイズ思考の解体』では、クイズを愛しすぎた“時代の寵児”が、「クイズ本来の姿」を長大かつ詳細に、繊細だが優しく解き明かしています。本について、また、愛してやまないクイズについて、伊沢氏に語っていただきました。…