“破壊神”で地域おこし 関連商品が「山梨ゴジラブーム」に拍車

 山梨県立博物館(山梨県笛吹市)で開催中の企画展「特撮のDNA ゴジラ、富士山にあらわる」をきっかけに、山梨ではこの夏、ゴジラが熱い。新型コロナウイルス禍にもかかわらず、来場者が好調なほか、県内の企業が関連グッズを投入。地元の石和温泉(笛吹市)も、ゴジラ手ぬぐいを作成し、新たな集客アイテムとするなど、自治体や民間企業あげて取り組んでいる。…

閉塞日本に活入れる「昭和文芸」 小学館の“渋い”レーベルが人気

 埋もれた昭和の文芸作品に光を当てる異色のレーベル「P+D BOOKS」(小学館)が創刊7年目に突入。若者の読書習慣・体験をサポートしながら日本の閉(へい)塞(そく)状況に、「時代とともに勢いがあった昭和文芸を元気の源にしてほしい」と担当者は意気軒高だ。…

会社は廃校の理科室 “Iターン焙煎士”が生み出した「奥大山の水洗い珈琲」

 趣味のコーヒー焙煎の腕を磨く過程で生(なま)豆(まめ)を水洗いする「水洗いコーヒー」を知り、中国地方の最高峰・大山(標高1729メートル)の麓で昨年、63歳で起業した元サラリーマンがいる。千葉県出身の遠藤明宏さん(64)だ。Iターン焙煎士が生み出したのは「奥大山の水洗い珈琲」。会社勤めで培った広報、営業スキルを駆使して着実に販路を拡大。「鳥取の新名物にしたい」と夢を膨らませている。…

新谷コーチ語る、美談じゃない「鬼気迫る練習」の意味悩み苦しみ成長した、新谷仁美の「強さ」の真髄 – リーダーズライフ

5年間のブランクを経て、選考会で18年ぶりの日本記録をたたき出し東京五輪に挑んだ新谷仁美。五輪開催是非から女性アスリートの生理まで、考えを示し、悩み苦しみながら歩んできた。心身ともに支えた横田コーチは、どう見ていたのか。…

【食べ物の世界史】意外に知らない…人類はイノシシをどうやってブタに変えたのか? – 世界史は化学でできている

火の発見とエネルギー革命、歴史を変えたビール・ワイン・蒸留酒、金・銀への欲望が世界をグローバル化した、石油に浮かぶ文明、ドラッグの魔力、化学兵器と核兵器…。化学は人類を大きく動かしている――。化学という学問の知的探求の営みを伝えると同時に、人間の夢や欲望を形にしてきた「化学」の実学として面白さを、著者の親切な文章と、図解、イラストも用いながら、やわらかく読者に届ける、白熱のサイエンスエンターテイメント『世界史は化学でできている』。発売たちまち7万部を突破し、池谷裕二氏(脳研究者、東京大学教授)「こん…

高橋祥子氏が驚嘆、多面的な視点から「生命とは何か」に切り込んだスゴい本 – WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か

養老孟司氏「生命とは何か。この疑問はだれでも一度は感じたことがあろう。本書は現代生物学の知見を十分に踏まえたうえで、その疑問に答えようとする。現代生物学の入門書、教科書としても使えると思う。」、池谷裕二氏「著名なノーベル賞学者が初めて著した本。それだけで瞠目すべきだが、初心者から専門家まで読者の間口が広く、期待をはるかに超える充実度だ。誠実にして大胆な生物学譚は、この歴史の中核を担った当事者にしか書けまい。」、更科功氏「近代科学四百年の集大成、時代の向こう側まで色褪せない新しい生命論だ。」、さらには…