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「地面師の女」検事調書が暗示する「積水ハウス」の罪と罰 「怪しい契約」が結ばれるまで
昨年のプロ野球界は、セ・リーグの新人王に輝いた栗林良吏(広島)をはじめ、牧秀悟(DeNA)や佐藤輝明(阪神)、伊藤将司(阪神)、中野拓夢(阪神)、伊藤大海(日本ハム)と5人のルーキーが新人特別賞を受賞するなど、新人の当たり年となった。中でも中野はドラフト6位という低い順位でのプロ入りながら、ショートのレギュラーをつかみ、盗塁王のタイトルを獲得するなど、期待以上の働きだった。そこで今年のルーキーも……
「焼肉きんぐ」は顧客満足度が上昇 コロナ禍でも焼肉業界が驚くほど堅調な理由
カティ・マートン(倉田幸信・森嶋マリ訳)『メルケル 世界一の宰相』(文藝春秋、2021)
16年の長きにわたりドイツ首相を務めたアンゲラ・メルケルが、この12月、ついに政界を引退した。そのタイミングで刊行された、今読むべき力作。著者カティ・マートンは、ハンガリーで生まれ育ったアメリカのジャーナリストで、夫は元駐ドイツ大使。東ドイツに育ったメルケル同様、ソ連の衛星国家(それは密告システムの網……