経産相、経団連会長に賃上げを要請 会長も「モメンタム出す」と応じる

 萩生田光一経済産業相は15日、経団連の十倉雅和会長ら幹部と東京都内で会談し、経済界に対し賃金の積極的な引き上げを要請した。「好業績の企業はぜひ賃上げをしてもらいたい。継続的な賃上げを示すためにも何らかのフォローアップ(事後点検)も期待している」と述べた。…

「全体でベア2%」 UAゼンセンが春闘方針素案、賃上げの流れ作れるか

 流通やサービス業などでつくる産業別労働組合「UAゼンセン」は5日、令和4年の春季労使交渉(春闘)方針の素案を明らかにした。基本給を底上げするベースアップ(ベア)の水準を「全体として2%基準」とした。政府による賃上げ機運が高まる中、労組としても賃上げに向け働きかけたい考えだが、傘下には新型コロナウイルス禍の影響が色濃く残る業種も多い。企業業績の格差が広がる中、賃上げの流れをどこまで作っていけるかが問われそうだ。…

山手線通勤客ら30~50%減 JR東がスイカで分析

 JR東日本は4日、IC乗車券「Suica(スイカ)」の利用データを分析した結果、山手線で平日午前7~10時に東京都心へ通勤する乗客らが新型コロナウイルス禍前と比べ30~50%程度減少していたと発表した。…

【働き方ラボ】20代で絶対にやるべき7つのこと 倍速で躍進する若者に届けたい「生き抜く力」【常見陽平】

 勤務先の大学のホームカミングデーというイベントで「特別講義」を担当した。オンライン開催となったが、卒業生の熱を感じることができた。「百年に一度の変化が毎年、起こる時代のキャリア塾」というテーマで講義をした。若い卒業生向けのイベントだったので、いま若い20代がやるべきことについて話した。会社員の頃はまるでダメ人間だった私が話していいのかと思いつつ、振り返った。…

【最強のコミュニケーション術】「コロナが落ち着いたら」本当に飲みに誘ってもOKか? ウィズコロナ時代の誘い方と断り方【藤田尚弓】

 伝え方や言い回しを変えると、自分を取り巻く環境が変わり、やってくるチャンスも変わっていきます。皆さんは自分のコミュニケーションに自信がありますか? この連載ではコミュニケーション研究家の藤田尚弓が、ビジネスシーンで役立つ「最強のコミュニケーション術」をご紹介していきます。…

「集中力はやる気の問題ではない」仕事を最速で終わらせる人が使っている“ある道具”とは

 集中力を切らさずに仕事を続けるにはどうすればいいのか。メンタルコーチの大平信孝さんは「時間を15分単位に区切り、制限時間を意識して取り組むといい。適度に制限時間を設定すると集中できることは、脳科学の実験でも証明されている」という--。…