鉄道車内の安全対策、国は積極的に後押しを 車内カメラ設置率向上に課題も

 東京・京王線の車内で10月末、乗客が男に刺されるなど17人が負傷した事件をはじめ、鉄道車内での事件が相次いでいる。刺傷事件が起きた京王線の車両には車内カメラが設置されておらず、迅速な状況把握が課題となったが、関西では首都圏に比べ車内カメラの導入が低調だ。国は鉄道会社に委ねることなく、ハード、ソフトの両面で後押しする必要がある。…

WIRED CAFE社長が語る「人が集まる場の作り方」活気あるコミュニティが社会を面白くする(後編) – 世界の中の日本

高齢化、人口減少などの問題を抱える日本社会について「豊かなコミュニティを再構築するチャンス」というカフェ・カンパニー代表の楠本修二郎氏。新刊『おいしい経済』を上梓した彼のビジョンを生み出したビジネスの原点とは?コミュニティ作りの秘訣に迫るインタビューの後編。…

【日本の元気 山根一眞】「カーボンニュートラル=炭素輪廻」 大気中のCO2、産業革命前の1・5倍に

 10月31日から開催されていたCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)が11月13日に閉幕した。この間、ニュースで「ゼロカーボン」「カーボンニュートラル」という言葉を目にしない日はなかった。人によって「好み」が違うのか、菅義偉前首相やトヨタ自動車の豊田章男社長は「カーボンニュートラル」を使っていたが、2つの用語の概念は異なる。…

【大前研一のニュース時評】“ナイン・アイズ”に機密情報共有で対中包囲へ 日本・韓国・インド・ドイツとの情報共有を拡大 中国では堂々と琉球独立あおる論文が刊行物に

 米国議会下院の国防委員会の「情報・特殊作戦小委員会」がまとめた2022年度(21年10月~22年9月)の「国防権限法案」に日本、韓国、インド、ドイツとの情報共有を拡大するよう提起された。…

高齢ドライバー免許返納の実情 地方では移動の足奪われ返納進まず、財政圧迫も 死亡事故ゼロは遠い目標か

 高齢ドライバーの操作ミスによる交通事故が後を絶たない。運転免許返納者への支援やメーカーによる誤操作防止システムなどの取り組みに加え、2022年5月からは新たな運転技能検査も始まるが、それでもやはり事故への不安は拭えないのが実情だ。…

飲食店「満席」へ忘年会で巻き返し戦略 「開催しない企業」7割超も独自の取り組み 関西では割引、イベント開催

 国内の新型コロナウイルス感染者が激減したことで、「宴会控え」もようやく改善しつつあるが、今年も忘年会を開かない企業は多い。コロナ前の水準への回復へ道のりは遠いが、飲食店はさまざまな集客戦略で巻き返しを図っている。…

再開発地区「うめきた2期」、強気の背景に新駅 国内外の人流取り込み

 JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」の目玉といえる最上級ホテルブランドが24日正式発表され、令和6年夏の先行開業に向け、同地区の開発は加速することになる。5年春にはJR西日本がうめきたの地下に新駅を開業。13年には同駅を結ぶJR西と南海電気鉄道による新線「なにわ筋線」も開業する。うめきたは国内外からの人流を取り込むことで、新型コロナウイルス禍からの復活を目指す関西全体を牽(けん)引(いん)することが期待される。…

不適切発言繰り返し…川勝知事は猛省も続投表明「県政任せられぬ」「潔く辞職を」

 「知事はかねてから不適切な発言を繰り返し、そのたびに謝罪・撤回に追い込まれている。心の底から謝罪しているとは受け取れない」。静岡県議会最大会派、自民改革会議の野崎正蔵代表は24日、臨時議会に提出した川勝平太知事辞職勧告決議案の提案理由説明で、今回に限らず何度も舌禍が飛び出した過去を強調。「知事としての適格性を欠く川勝氏に(任期)残り3年半の県政を任せられない」と主張した。…