【疾風勁草】菅義偉総理退陣が意味するもの 時代は指導力のある強いリーダーを求めている

 まずは、菅義偉総理に「新型コロナで大変な中、1年間本当にご苦労様でした」と申し上げたい。対外関係では、「自由で開かれたインド太平洋」という概念を国際的に定着させ、イギリス、ドイツ、オランダなど欧州各国を参加させたこと、日米同盟を深化させたこと、これらにより中華人民共和国への抑止力を向上させたこと、国内関係では、皇統の男系維持への道筋を作ったこと、国民投票法を改正し憲法改正への地ならしをしたこと、デジタル庁を創設し社会のデジタル化に着手したことなど、菅政権がこの1年間で成し遂げたことは意外に多い。…

ワクチン行政を自画自賛「河野太郎でなかったら…」

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明した河野太郎ワクチン担当相は12日夜のフジテレビ番組で、自身が担う新型コロナウイルスワクチン行政を自画自賛した。「自分で言うのもなんですけど、言っちゃいますけど、やはり河野太郎でなかったらここまで来なかっただろうと正直、思っています」と述べた。日本におけるワクチン接種回数の増加などを根拠とした。…

アベノミクスの功罪検証へ 立民、経済政策争点化狙う

 立憲民主党の枝野幸男代表は12日、党のインターネット番組で、安倍晋三前首相が掲げた経済政策「アベノミクス」の功罪を検証するため、近く党組織を設置すると明らかにした。分配や公助を重視する「支え合う社会」をつくると従来提唱しており、大規模な金融緩和などを柱としたアベノミクスの問題点を提示し、次期衆院選で争点化したい考えだ。…

日本とベトナム「新たな段階」 中国を念頭に装備品協定署名

 岸信夫防衛相は11日、ベトナムの首都ハノイでザン国防相と会談し、東・南シナ海で軍事的圧力を強める中国を念頭に、航行の自由や国際法の順守が重要であることを確認した。会談後、山田滝雄・駐ベトナム大使とチエン国防次官が防衛装備品・技術移転協定に署名し、日本からの艦艇分野の装備品輸出に向けて協議を進めていくことで一致した。日本が同協定を結ぶのは11カ国目。…

河野氏、石破氏の動向「注目していきたい」

 河野太郎ワクチン担当相は10日夜の日本テレビ番組で、自民党総裁選(17日告示、29日投開票)をめぐる石破茂元幹事長の動向について「これまで総裁選にも立候補した先輩だ。どういうふうにされるかということは注目していきたい」と語った。…

コロナ、経済対策、外交…新総裁適任は? 識者に聞く

 菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)の後継を選ぶ党総裁選(17日告示、29日投開票)に10日、河野太郎ワクチン担当相が立候補を正式表明した。これにより、すでに表明済みの岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相を加えた3人による総裁選の構図が固まりつつある。直面する新型コロナウイルス対策、それに伴う経済政策、そして外交など課題は山積している。誰が新たなリーダーにふさわしいか、各界の識者4人に聞いた。…

参院自民も「選挙の顔」見定め 来夏参院選が焦点

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)は参院議員の動向も焦点となる。直後の衆院選だけでなく、来年の参院選での「党の顔」を選ぶ戦いとなる可能性があるからだ。国会議員票は衆院(275票)に比べ108票と少ないが、派閥内での結束は固い。比例代表の選出議員は支持団体などの支援を受けており、党員・党友票にも影響を与える。「参院を制する者は政界を制す」(佐藤栄作元首相)の格言は大げさではない。…

経済界、総裁候補の原発政策注視 河野氏軟化も警戒感

 自民党総裁選をめぐり、経済界が各候補の原発政策を注視している。「脱原発」を掲げてきた河野太郎ワクチン担当相は10日の出馬記者会見で「安全確認された原発再稼働は必要」と従来の態度を軟化させたものの、関係業界は警戒感を隠さない。経済界には電力の安定供給には原発の積極活用が欠かせないとの認識が強く、各候補の論戦の行方を見守っている。…