師の助言守れず「チーム菅」機能不全で失速

 菅義偉首相は9日の記者会見で、今月末の自民党総裁任期満了に伴う総裁選に出馬しないと改めて表明した。昨年9月、「とにかく仕事をしたくて首相になった」はずが、わずか1年で事実上の退陣に追い込まれたのはなぜか。…

安倍氏や支持層に配慮、総裁選で保守アピール続々

 菅義偉首相(自民党総裁)の後継を争う総裁選(17日告示、29日投開票)は、現状で出馬を決めた顔ぶれがこぞって保守的な政策をアピールする展開になっている。保守的な政治信条を持ち、首相退任後も大きな影響力がある安倍晋三前首相や党の岩盤支持層といわれる保守層に配慮した面がありそうだ。…

【菅首相記者会見詳報】(8)=完 「解散等のシミュレーション行った」

 首相「まず首相に就任をして、私自身は必要な政策は先送りしないで、私の政権の中でできることは基本的な考え方は作っていきたい。そのように思いました。いまご指摘いただきましたけど、ALPS(多核種除去設備)処理水の問題、これは6年間もかけて、方向性というのはほぼ出ているわけですから、そこはこれからの福島の街づくりを考えたときに、決断をしなければならない。そういう段階だったと思います。しかし、それがどんどんどんどん延ばされてきたということもこれ事実であります。…

【菅首相記者会見詳報】(7)拉致問題「全力注ぐのは当然」

 菅義偉(すが・よしひで)首相「私自身は、北朝鮮の拉致問題に当選1回のときからずっと携わってきております。日本に1年間に15回も出入国した万景峰(マンギョンボン)号」の入港禁止の法案を作った1人であります。さらに、総務相のときはNHKに対して、電波の国際放送で拉致問題について重点的に放送を行うように命令放送というのを出しました。これは法律に基づいて出したのですが、さまざまなことを言われましたが、それぐらいこの拉致問題は何とか解決したい、ご家族の皆さんの切実な思い、特に多くの皆さんが高齢化しております…

【菅首相記者会見詳報】(6)「保健所のあり方も問題あった」

 首相「まず、感染症対策というのは、厚労省の中でもさまざまな局があります。ワクチン治療薬の開発・承認するところとか、薬価・診療報酬だとか、あるいは医療機関への要請、医療物資の確保、これぐらいの局がありますから、そうした局、そしてまた縦割りを乗り越えるために、各省庁間を横断する対策本部、これも国としてはつくってきました。…

【菅首相記者会見詳報】(5)「Go To」再開『ワクチン進捗見ながら」

 菅義偉(すが・よしひで)首相「まず、本日決定した方針によれば、新型コロナウイルスワクチンの接種の進捗(しんちょく)状況だとか、あるいはワクチンや検査を受けた方については、旅行を自粛する要請の対象には含めずに感染状況を十分に踏まえて、観光振興を行うことができると検討するということが、今日の報告には書かれています。ですから、そういう中で、『Go To トラベル』もですね、当然、課題に上ってくるという風に思っています。…

【菅首相記者会見詳報】(4)「私の原点はふるさと納税の創設」

 「まず不出馬については、(党)役員会の中で私、不出馬を宣言しました。最終決定したのは、決めて出席をしますので、その時期であります。それと解散についての話がありました。私自身も当然、解散ということは、一つの考えとして当然総裁候補で任期がきますから、考えてさまざまなシミュレーションを行ったということも事実であります。…