尾身氏「日本の法律は、医療も個人も要請ベース。議論の必要ある」

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は25日、今後のコロナ対策について「日本の場合は法律が、医療も個人も要請ベースだ。これについてはいろんな議論をする必要がある」と述べ、一定の強制力を伴う法整備について、国民的な議論を始める必要性を指摘した。基本的対処方針分科会の会合終了後、記者団に語った。…

「電気代は2030年まで毎年必ず高くなる」毎月こっそり徴収される“隠れ税金”の正体

 電気料金の明細に「再エネ賦課金」という見慣れない項目があるのをご存じだろうか。「EnergyShift」発行人の前田雄大さんは「電気代は基本料金のほか、『再エネ賦課金』が徴収されている。平均的な家庭では月1300円程度だが、これは2030年まで上がり続けることが決まっており、家計の圧迫は避けられない」という--。…

8道県に緊急事態宣言 分科会が了承

 政府の新型コロナウイルスの基本的対処方針分科会25日午前、コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域として北海道など8道県を、宣言に準じた「蔓(まん)延(えん)防止等重点措置」の対象に高知など4県を、それぞれ追加する政府方針を了承した。期間はいずれも27日から9月12日まで。午後の対策本部で正式決定する。…

アフガン邦人退避、政府専用機も派遣へ

 イスラム原理主義勢力タリバンが政権を掌握したアフガニスタンに残る邦人らを国外に退避させるため、日本政府は政府専用機1機をアフガニスタン周辺国に派遣することを決めた。邦人らの輸送にあたる自衛隊員や水、食料などを専用機に載せて周辺国の活動拠点まで向かう。早ければ、25日朝にも日本を出発する。…

ワクチン2回接種4割達成も世論は低評価 デルタ株拡大、予約も難しく

 新型コロナウイルスワクチンの2回接種を終えた人が22日時点で全国民の約4割に上り、菅義偉(すが・よしひで)首相が掲げた「8月下旬までに4割完了」の目標を達成した。首相は「1日当たり100万回接種」といった目標を次々クリアしたが、感染力の強いデルタ株の影響などで感染拡大に歯止めはかからず、接種の予約がとりづらい自治体もなお多い。ワクチン政策への評価は芳しくなく、内閣支持率が低迷する一因ともなっている。…

アフガン邦人退避へ航空自衛隊のC130輸送機「第2陣」が出発

 イスラム原理主義勢力タリバンが政権を掌握したアフガニスタンに残る邦人らを国外に退避させるため、航空自衛隊のC130輸送機2機が24日、入間基地(埼玉県狭山市)を離陸した。同日未明にはC2輸送機1機が第1陣として日本を出発しており、いずれもアフガニスタン周辺国の活動拠点に向かう。…