田村憲久厚生労働相は22日のフジテレビ番組で、民間企業の間で従業員に新型コロナウイルスのワクチン接種証明を交付する動きが出ていることを巡り「接種しない人を解雇するなど、働く方々に不利益のない形で対応していただく」として、指針を策定する考えを示した。…
首相が病院を受診 周辺「人間ドックのフォローアップ」
菅義偉(すが・よしひで)首相は21日午前、東京・代々木のJR東京総合病院で受診した。首相は4月24日に就任後初の人間ドックを受けていた。首相周辺は「春に定期的に受けている人間ドックのフォローアップだ」と説明、首相の体調に問題はないとしている。…
五輪関連施設、コロナ病院に転用 パラ閉幕後、都が検討
東京都が新型コロナウイルスの感染急拡大に伴う医療提供体制の逼迫(ひっぱく)に対し、臨時医療施設の設置に向け検討を始めたことが21日、関係者への取材で分かった。東京五輪・パラリンピックの競技会場など関連施設の転用案が浮上している。医療向けの利用が想定されていない建物の構造やスタッフの確保など課題も多く、いわゆる「野戦病院」へ転用が可能か慎重に見極める。…
国境離島を海保機で調査 無人島初、安保面を重要視
国内に484島ある国境離島のうち、消失した恐れがある北海道の節婦南小島(せっぷみなみこじま)について、海上保安庁が20日、測量専用の航空機を用いた調査を開始したことが分かった。測量専用機による無人国境離島の調査実施は初めてで、島の存在や海底地形の確認を進めたもようだ。国境離島は領海や排他的経済水域(EEZ)などの管轄海域を決める根拠で、政府は土地利用規制法の保護対象に位置付けるなど安全保障面で重要視している。…
国境20島が測量から半世紀超経過 中国など警戒、維持管理不可欠
国が保全・管理する484の国境離島をめぐり、島外縁部の測量から半世紀以上経過している島が少なくとも20島あることが20日、政府への取材で分かった。海洋安全保障をめぐって中国など周辺国の動きが活発化する中、管轄海域を決める根拠となる国境離島の現状が十分に把握できていない可能性が浮上した。定期的な測量の実施と状況変化に応じた適切な維持管理は不可欠となる。…