上半期の経常黒字50・3%増 輸出改善が寄与

 財務省が10日発表した今年上半期(1~6月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は前年同期比50・3%増の10兆4675億円の黒字だった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ海外経済の回復に伴い輸出が改善したことや、海外投資で生じた利子や配当の動向を示す第1次所得収支の黒字額が過去最大だったことが寄与した。…

東京五輪、女子体操の女王の棄権に見る「降りられる人」の特権「ノー」と拒否できる人間は実は上級国民だったという悲しい現実 – 地球の明日

2016年のリオデジャネイロ五輪の体操競技において、女子団体・個人総合・跳馬・床で金メダルを獲得し4冠を達成した米国のシモーン・バイルズ選手。そのバイルズ選手が、7月27日の東京オリンピック団体総合決勝の途中から「精神的ストレス」を理由に演技を取りやめ、29日の個人総合決勝、8月1日の種目別決勝の跳馬と段違い平行棒を棄権したことは世界を驚かせた。…

韓国が勝って日本が負けた、軍艦島を巡るユネスコ遺憾決議の虚言政府は世界文化遺産を国際社会で政治利用する韓国の暴走を止めよ – 世界の中の日本

長崎市の端島(別称、軍艦島)炭坑を含む世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を巡り、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が去る7月22日、戦時徴用された朝鮮人労働者に関する日本政府の説明が不十分だとして「強い遺憾」を盛り込んだ決議を採択した。国際社会における日本の評価を貶めようと目論む韓国の政治工作が成果を収める結果となった。…

景気は東京五輪後も低空飛行か 「五輪の崖」話題にならず

 東京五輪は8日閉幕するが、新型コロナウイルス禍の長期化で、平常時なら懸念される大会後の景気悪化「五輪の崖」が話題にもならないほど日本経済は既に落ち込んでいる。感染力が強いインド由来のデルタ株流行で年後半に期待されたワクチン普及に伴う消費の急反発も不透明になってきており、“宴の後”の余韻に浸る余裕もない状況だ。…

人口動態調査、コロナで東京一極集中に変化の兆し

 新型コロナウイルス禍で東京一極集中に変化の兆しが生まれている。総務省が4日発表した令和3年1月1日時点の人口動態調査では、東京都の人口(外国人含む)増加率が伸び悩む中で神奈川県が増加数ではトップに躍り出るなど東京から首都圏近郊へ人の動きがあったようだ。ただ、脱一極集中の切り札であるテレワークは期待されたほど普及せず、感染収束後に流れが戻る可能性もある。…

【疾風勁草】日本は3度目の核攻撃を甘受するのか 唯一の被爆国が議論すべき“生きる覚悟”

 日本は、昭和20(1945)年8月6日午前8時15分広島に、同月9日午前11時2分長崎に核攻撃を受けた。われわれは、この両日を迎える度に、2度にわたる核攻撃の犠牲となった方々のご冥福を心から祈るとともに、核兵器の廃絶と恒久平和を強く祈念し主張し続けてきた。しかし、極めて残念なことに、核兵器は依然として廃絶されないばかりか、むしろ、拡散傾向にある。…