ワクチン在庫多い自治体への配分削減は見送り 8月後半分

 厚生労働省は27日までに、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、8月後半の全国への配分量を都道府県に通知した。8月前半分は、在庫が多いと見なした自治体への配分量を1割削減する調整措置を取ったが、政府内で検討の上、今回は見送った。自治体から「ワクチンは余っていない」などと反発が出ており、配慮したとみられる。…

マグロ漁獲枠拡大を議論 日本提案も反対強く

 太平洋クロマグロの資源管理を話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会などの合同作業部会が27日、ウェブ会議形式で開かれた。日本は資源が回復傾向にあるとして20%の漁獲枠拡大を提案。増枠提案は4年連続だが、過去3年は米国などの反対で見送られており、今回も交渉は難航が予想される。会議は29日まで3日間の予定。…

【住宅クライシス】賃貸大手に2・8億円請求 架空工事の責任誰に

 大阪市内の賃貸マンション5棟で、架空のリフォーム代金を支払わされるなどしたために損害を受けたとして、所有会社の「ファインマネジメント」(大阪府豊中市)が今年7月、管理の委託先だった賃貸不動産仲介大手「エイブル」(東京都港区)に計約2億7900万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。エイブル側は、勤務していた元派遣社員が不正に関与した可能性を認め、いったんは示談を持ちかけたが、決裂した。エイブルは不動産関連事業を多角的に展開しており、訴訟の行方に注目が集まる。…

テスラを買ってリアルに気づいた気候変動とEVを巡る世界の趨勢ハイブリッド車と化石燃料に固執する日本のガラパゴス化を止めよ – 地球の明日

日本の自動車メーカーは今だにハイブリッド車をEVの主軸に据えているが、EUが2035年までにガソリン車など内燃機関車の新車販売を事実上禁じる方向で動き始めたように、ハイブリッド車は競争力を失っていくことが必死だ。なぜ日本の自動車メーカーはEVにシフトできないのか──。…