若者は「大人が押し付ける政治」にうんざりしているのではないか

 近ごろの若者は--、という常套句は古代ギリシャの時代から存在していたそうだが、現代の日本でも同じように繰り返されている。その若者に対しては今も、政治に無関心で、選挙の投票率が低いままだと詰る声が根強い。だが、環境やジェンダー、SDGsなど社会問題への関心は比較的高いのに、なぜそれが政治への関心へ繋がらないのか不思議でもある。ライターの森鷹久氏が、社会問題への関心を持ったにも関わらず政治への関心を失った体験をした若者たちの声を聞いた。…

「月100万円」文通費問題で橋下徹氏とバトルのれいわ新人「自民より維新と戦う理由」

 国会議員に対して、文書の発送費や交通費などの名目で月100万円が支給される「文書通信交通滞在費(文通費)」をめぐって、様々な議論が噴出している。もともと、日本維新の会の新人議員が、10月31日に当選したにもかかわらず10月分の文通費が100万円まるまる支給されたことに疑問の声をあげ、日本維新の会副代表である吉村洋文・大阪府知事が“領収書のいらないカネ”となっている文通費の制度を批判する急先鋒となっていたが、ここにきて維新に対して批判の矛先を向ける声も出てきた。…

パウエル氏手堅い手腕 FRB議長再任へ 金融「正常化」託す

 【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長人事で現職のパウエル氏の再任を決めた背景には、大規模な金融緩和で新型コロナウイルス危機からの景気回復を主導した手腕への期待感がある。インフレ急伸で来年にも事実上のゼロ金利政策の解除が見込まれる。バイデン氏は、危機対応からの金融政策の「正常化」を、安定した手腕のパウエル氏に託した。…