<独自>尖閣防衛 戦闘機拠点を離島へ拡充 空自検討

 航空自衛隊が尖閣諸島(沖縄県石垣市)など南西諸島での中国との有事をにらみ、戦闘機などの展開能力を強化し壊滅的な被害を防ぐため、運用拠点の拡充を検討していることが6日、分かった。平素は民間航空機だけが運航している離島の空港に有事には戦闘機を展開させ、輸送機も送り込んで住民避難に充てる。それに向け、離着陸を支援する整備員や管制官を現地に急派する態勢を整える。…

岸田首相、就任後初めて静養

 岸田文雄首相は6日、東京・赤坂の衆院議員宿舎で静養した。首相が終日、宿舎で過ごしたのは10月4日の首相就任以降初めて。首相は10日の特別国会で第101代首相に選出される見通しで、第2次岸田内閣発足に向け、英気を養った。…

安倍氏に派閥復帰待望論 自民派閥に変化の兆し

 衆院選を経て、自民党の7派閥にも変化の兆しが出てきた。全ての派が人数を減らしたため、新人の勧誘を急ぐほか、細田派(清和政策研究会)や旧竹下派(平成研究会)は代替わりの可能性がある。領袖の石原伸晃元幹事長が落選した石原派(近未来政治研究会)は存続が危ぶまれる事態に陥った。…

コロナ禍の副産物「マスク」「除菌剤」で健康被害 皮膚炎や喉の痛みなどの症状

 予防に効果はあるものの…。厚生労働省に2020年度中に寄せられた家庭用品による健康被害報告のうち、皮膚障害では81件中34件(42%)がマスク、吸入事故では125件中42件(34%)が除菌剤と、いずれも新型コロナウイルス関連の製品が最多だったことが分かった。症状は皮膚炎や喉の痛みなど。前年度はマスクの報告はなく、除菌剤は180件中50件(28%)だったというから要注意-。…

自民・茂木新幹事長に難題…コロナ、党改革、参院選

 自民党の茂木敏充幹事長が5日、本格始動した。当面の課題は、新型コロナウイルス対応と党改革を同時に進めながら、来夏に控える参院選を勝利に導くことだ。持ち前の実務能力に加え、今後は党内の声を糾合する手腕や、連立を組む公明党との調整能力なども問われる。…

立民「脱・民主党」論強まる ポスト枝野候補が続々浮上

 立憲民主党の枝野幸男代表の辞意表明を受けて実施される次期代表選に向けた動きが5日、活発化した。枝野体制の低迷は主要な顔ぶれが旧民主党政権と変わらないことが一因で、世代交代と民主党色の刷新を求める声が強い。すでに小川淳也衆院議員(50)らが「ポスト枝野」に名乗りを上げているほか、泉健太政調会長(47)らも出馬を検討している。…