《本当に毎日毎日絶望》、《助けて欲しい。もう辛いんです 限界です》--。そんな悲痛な叫びが、毎日山のように届けられる。送信しているのは、まだ年端もいかない子供たちだ。文部科学省が10月13日に発表した「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、2020年度の国公私立小・中・高校が把握し文科省に届け出た子供の自殺件数は、過去最多の415人。高校生が305人と約7割を占めた。先進国の中でも、日本の子供の自殺率はワースト1位だ。…
コロナ感染者激減で思わぬ余波…「飲み薬」治験の参加者確保に苦戦
東京都は3日、新型コロナウイルス感染者が新たに25人報告されたと発表した。国内全体でも265人にとどまった。感染者数が激減したことで、開発中の国産飲み薬が国内での治験参加者の確保に苦戦するなど、思わぬ余波も生じている。…
公明、歳費2割減継続提案 事業者に配慮
公明党は4日の中央幹事会で、新型コロナウイルス禍を受け、今年10月末まで実施した国会議員の歳費2割削減に関し、当面の間、継続することを各党に提案すると決めた。北側一雄中央幹事会長は記者会見で「経済面や事業で苦労されている方がたくさんいる。歳費削減は続けていくべきだ」と述べた。…
首相が外相を兼務 茂木氏の自民幹事長就任で
岸田文雄首相は4日午前、茂木敏充外相が自民党幹事長に就任するのに伴い、次の組閣までは自らが外相を兼務すると表明した。首相官邸で記者団に述べた。
豪華寝台列車「ななつ星in九州」が米旅行誌でトップ 日本勢で唯一のランクイン
九州を周遊する豪華寝台列車「ななつ星in九州」が、米有力旅行誌「コンデナスト・トラベラー」の2021年の読者投票で列車部門の1位に選ばれた。JR九州によると、ななつ星がトップに選ばれるのは初めてで、20年の7位から首位に躍進。21年の上位15列車に日本勢で唯一入った。…
「悪い円安」日本経済にブレーキも 米量的緩和縮小
米連邦準備制度理事会(FRB)が3日に量的金融緩和策の縮小を決め、市場の関心は来年にも見込まれる利上げのタイミングに移る。米金利の上昇で国内の資金が米国に流れ、日本経済に悪影響を及ぼす「悪い円安」が進行すれば、新型コロナウイルス禍からの回復にブレーキをかける懸念が強まる。大規模な金融緩和策の出口戦略を描けていない日本銀行は厳しい立場に追い込まれかねない。…
【日本の解き方】マスク調達は無駄だったのか 結果論唱えるだけなら簡単、目立つメディアのミスリード
会計検査院の調査で、「アベノマスク」と呼ばれた全世帯向けを含め、国が調達した布マスクが3月時点で8300万枚(約115億円相当)が倉庫で保管されていたと報じられた。マスク不足だった昨年、国が調達したのは無駄だったといえるのだろうか。…