国際

リビア、カザフスタンともに地政学リスクが今のところ顕在化せずに済んでいるが、原油市場に最も大きなインパクトを与えるのは中東地域だ。

韓国人の多くがワクチンパスに反対している。その背景には、文在寅政権への不満がある。最近の世論調査でも、文政権の5年間で生活が苦しくなったという意見は過半数を超える。

新型コロナウイルスのパンデミックに入ってから2年経ち、欧州の大部分が今、オミクロン型がこれまでの変異ウイルスほどたちが悪くなく、過去最多の感染者数でさえ以前の感染拡大の波ほど多くの死者と重症者を出さないことを祈りながら固唾をのんでいる。…

アフガニスタンで長く厳しい冬が始まり、人道危機が訪れている。首都カブールでは、世界食糧計画（WFP）の配給列に多くの人が並んでいる。市場に製品が並んでいるものの、誰もそれを買えるだけお金を持っていないという。BBCでアフガニスタン特派員を務めていたクエンティン・サマーヴィル記者が、再びカブールを取材した。…

イギリスで新型コロナウイルス対策の厳格なロックダウンが敷かれていた2020年5月に、首相官邸の庭で「飲み会」が開催されていた問題で、ボリス・ジョンソン首相は12日の議会で「心から謝罪する」と述べた。BBCは、一連の集まりが開かれていた時期に家族を亡くした人々を取材した。…

北京冬季五輪・パラリンピックの開幕が刻一刻と近づいている。それにつれて急速に尻すぼみとなり、メディアで扱われることが少なくなっているのが、「失踪」した女子テニス選手・彭帥の問題だ。形式上は「無事」が報じられているとはいえ、人権問題で疑惑の宝庫となっている中国のフィルターを通しているとあっては信用し難い。しかも性被害を受けたことについて彭帥から誰もが納得するような言葉は何も語られておらず、これをどのメディアも追及しないのは不自然極まりない。…

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不安を覚える世界は長年、中国でナショナリズムが高まっていることから、いつの日か普通の市民――特に若者――が制御できない怒りを爆発させるのではないかと心配してきた。ここ数カ月間の動向が何らかの手がかりになるのであれば、外国人はいつの間にか広がる脅威を見逃したことになる。…

韓国経済は昨年、国内総生産（GDP）が成長したことで、世界10大大国の仲間入りを果たした。ただ、グローバル統計サイト「Numbeo」によると、2021年の韓国の「生活の質」指数は130.02と評価対象国83カ国中42位である。若者の就職難が続き、自殺者も増加、自国を脱出したいと考える韓国の若者は少なくない。…

北朝鮮軍は冬季と夏季で演習を行う。毎年12月1日から3月末に冬季訓練が、7月1日から9月末に夏季訓練が行われる。こういった定期訓練とは別に特別訓練もある。振り返れば、1992年5月に人民武力部と護衛司令部の死を超越した「主席宮攻防訓練」が実施された。これは、どのような訓練だったのだろうか。…