【日本の解き方】日米の鉄鋼関税協議合意は「対中国連携強化策」の一環だ TPPも民主主義国の砦に

 日米両政府は、トランプ前政権が導入した鉄鋼とアルミニウムの輸入制限措置について、日本製品に課している追加関税の見直しへ協議に入ることで合意した。一方で、米国は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加に消極的とも報じられたが、方向性に変化はあるのか。…

【ニュースの核心】岸田政権の親中姿勢 「二股外交」で米から信用されない日本に…毅然と中国に立ち向かえ!

 岸田文雄首相が、中国を念頭に置いた人権侵害法(日本版マグニツキー法)の制定を見送る方針を固めた-と報じられた。「親中派」の林芳正氏を外相に任命するなど、政権の対中姿勢が注目されていたが、中国に甘い姿勢が確認されたかたちだ。…

【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】いまだナゾ多い「深発地震」 小笠原諸島西方沖で、震源が世界一深い751キロメートル観測

 世界で一番深い地震が精密な解析でこの夏に分かった。深さは751キロメートル。これは余震で、本震は深さは680キロメートルでマグニチュード(M)は7・9。本震の深さもいままでの記録を塗り替えた。震央(震源の真上の地点)は小笠原諸島西方沖だった。…

【実録・人間劇場】ニュー西成編(3) 恐ろしく暇で精神的に参る…「寄せ場労働」の実態 稼いだ金でギャンブル、そして再び寄せ場へ

 大阪市西成区あいりん地区にある「あいりんセンター」で手配師に声を掛けられ、私は寄せ場と呼ばれる肉体労働者たちの寮に入った。寄せ場では「現金型」と「契約型」に雇用体系が分かれる。前者は仕事前と仕事後に寄せ場に立ち寄り、日払いの給料をもらって自宅なりドヤなり自分が逗留している場所に戻る。この場合、寮費はかからず、私が就いた「一般作業員」という職種では日給1万円だった。…

立憲民主党の代表選が告示 泉氏、逢坂氏、小川氏、西村氏の4候補が論戦へ 30日投開票

 立憲民主党の代表選が19日告示され、30日の投開票に向け選挙戦が始まる。泉健太政調会長(47)、逢坂誠二元首相補佐官(62)、小川淳也元総務政務官(50)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)の4人が立候補を届け出る。枝野幸男前代表が主導した「共産党との共闘」のあり方や、党勢回復に向けた具体的な方策が焦点だ。30日の臨時党大会で新代表を選出する。…

地元の自民・長島氏 武蔵野市「外国人住民投票」条例に「『民意を無視して暴走している』と言われても仕方ない」

 東京都武蔵野市の松下玲子市長は19日、市議会での施政方針演説で、外国人にも日本人と区別せずに住民投票権を認める条例案を提出する意向を表明する。「外国人参政権の代替制度になりかねない」といった懸念の声が広がるなか、地元選出の長島昭久元防衛副大臣(自民党)に聞いた。…

維新の吉村副代表「自民・立民の文通費日割りは『ごまかし』だ」痛烈批判

 日本維新の会の吉村洋文副代表は18日、自民党と立憲民主党が、国会議員1人当たり毎月100万円支給される文書通信交通滞在費(文通費)について、12月召集予定の臨時国会で「日割り支給に変更する法改正の実現」で一致したことを、「日割りだけの合意なら、ごまかしだ」と痛烈に批判した。…

小池都知事“辞任説”を否定 担当者は「事実とは異なります。あくまで過度の疲労です」

 過度の疲労を理由に入院し、退院後は自宅療養しながらテレワークで公務に当たっていた東京都の小池百合子知事が21日に登庁し、本格的に公務に復帰することが分かった。オンラインで開催される全国知事会への参加を予定している。一部で報じられた「辞任説」を払拭する狙いのようだ。…