関東大震災の災害記録本、『大正大震災大火災』(大日本辧會・講談社、1923年刊)を読んでいて、地震とはまったく違う大発見があった。巻末にギクリとする本の出版案内があり、「急遽八百三十版發賣」というキャッチが目に入った。『人肉の市』(大正10年、大日本辧會刊)という本だ。版を850回も重ねた大ベストセラーが大正時代にあったとは驚きだったが、見出しにはさらに驚いた(以下、旧字は新字に置き換えた)。…
「台湾情勢緊迫、北京五輪前後が危ない」米軍以外で初、海自が豪軍艦を「武器等防護」 クアッド、来春日本開催で調整
海上自衛隊の護衛艦が今週、オーストラリア海軍フリゲート艦と共同訓練を行った際、安全保障関連法に基づく「武器等防護」を実施した。米軍以外を対象とした実施は初めて。来年春には、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」の首脳会談を日本で開催する方向で調整が進められている。軍事的覇権拡大を進め、台湾への野心を強める中国を牽制(けんせい)する狙いのようだ。…
小室圭さん、金銭トラブル“電撃解決”の舞台裏 母親の元婚約者が解決金受け取ることに
10月に秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さん(30)と結婚した小室圭さん(30)の母親と、元婚約者の男性との間で生じていた金銭トラブルが12日夜、解決した。小室さんと男性がこの日都内で面会し、男性側が解決金を受け取ることが決まったのだ。小室さん夫妻は14日にも渡米する予定だけに電撃的な解決だが、いったい何があったのか。…
警察レッカー車を襲撃 証拠品強盗容疑で42歳の男逮捕、仲間の男2人を全国指名手配
大阪府警東成署が車上荒らし事件で押収した乗用車をレッカー車で運ぶ途中、3台の車に襲撃され、乗用車内から証拠品が奪われた事件で、府警は13日までに、強盗容疑で住所、職業不詳の犬塚誠容疑者(42)を逮捕した。認否は明らかにしていない。府警は今月1日、同容疑で韓国籍の崔浩司容疑者(48)と大森由嗣容疑者(49)を全国に指名手配しており、犬塚容疑者は仲間とみられる。…
【ニュースの核心】米中、台湾有事はもはや「時間の問題」 林外相任命は「日本の弱腰」示すメッセージ…日本の危機感はあまりに薄い
米国と中国の、台湾をめぐる駆け引きが一段と激しくなっている。もはや台湾有事は「起きるのか」ではなく、「いつ起きるか」という段階に入った、とみるべきだ。
【大前研一のニュース時評】茂木幹事長に一大チャンス、将来的に「総裁候補」も 頭がキレると同時に…怒りっぽい性格を抑えられるか
先の総選挙での敗北(比例復活)を受けて辞任した自民党の甘利明前幹事長の後任に茂木敏充前外相が就き、外相には林芳正元文部科学相が起用された。
自民、派閥再編で“抗争勃発”の火種 岸田人事がさざ波…「対中姿勢」「経済政策」2つの爆弾 識者「安倍氏との緊張関係が焦点」
自民党の派閥に緊張感が出てきた。衆院選で人数を減らした各派が新人らの囲い込みを加速しているうえ、最大派閥の細田派は安倍晋三元首相が会長に就任して「安倍派」となり、旧竹下派も茂木敏充幹事長の「茂木派」に衣替えする見通しとなるなど、党内力学の変化が見られるのだ。中国の軍事的覇権拡大が進むなか、岸田文雄首相(総裁)が閣僚人事で独自色を発揮したことで、党内の歪みも指摘される。新政権が抱えた「対中姿勢」と「経済政策」という爆弾。自民党はかつて、派閥同士の政策論争や権力闘争が活力を生んできたが、本格的な派閥抗…