もうオリンピックに浮かれているわけにはいかない。眼前には、デルタ株による感染大爆発と医療崩壊という危機的状態があるからだ。
高潔な志を持っていた政治家がいつしか利権に染まってしまう事情政治家が有力者の「陳情」でなく「現場の声」を聞く方法 – 日本再生
常にマスコミの批判に対象となる政治家や官僚たちだが、実際に彼らと接すると「やっぱり同じ人間だな」と思う。彼らも、人々を幸せにしたい、笑顔にしたいと願って日々働いている。自分が担当する権能をそのために行使したいと考えているのが伝わってくる。ところが、意外なほどに彼らは現場に疎かったりする。大きな声の陳情は耳に入ってくるけれど、声なき声は彼らには届かない。陳情≒有権者の声と勘違いしてしまうようだ。特定の声の主に対して便宜を図った結果、それが「利権まみれ」と批判されることになったりもする。…
菅首相「続投前提」から「退陣含み」へ、オリパラ後の政局を読む支持率浮上の兆し見えず、衆院解散なしの「任期満了選挙」も視野 – 政治を読む
菅義偉首相への批判が止まらない。最近では、8月6日に広島市で開かれた平和記念式典での読み飛ばし、新型コロナウイルスの療養方針で中等症患者が入院できないかのような発表、東京五輪のメダリストをたたえてばかりのインスタグラム投稿などがやり玉に挙げられている。国民のストレスや不満は高まるばかりで、菅首相が怨嗟の的になっている。自民党の総裁任期、そして衆議院議員の任期が迫る中、政局は予断を許さなくなってきた。オリンピック後の政治日程を軸に今後の展開を予想してみよう。…
もしもロックダウンなら繰越予算30兆円をコロナ対策に充当せよはかどらないワクチン接種、感染が極めて深刻な状況に – 経済観測
30兆円が確保できているのであれば、それは惜しみなくコロナ対策に充当すべきであり、ロックダウンといった措置が最善という決断が下された時には、この予算を充当するのが妥当だろう。…
「感染力強い」知っていながらなぜデルタ株蔓延を防げなかったか五輪の熱狂は終わった、我に返ると日本中で感染者が溢れていた – 世界の中の日本
東京オリンピックが終わった。そして、東京をはじめ日本には新型コロナウイルス感染患者が溢れた。7月23日に開幕した東京オリンピックは、大会期間中に国内の新規感染者が急増。28日に東京都の新規感染者がはじめて3000人を超えると、31日には4000人を突破。8月5日には過去最高の5042人を記録して以降は4000人を下回ることがない。首都圏としても同様の増加傾向を示し、全国的にも増加に歯止めがかからない。…
食道がんステージ3から生還した男〜「切らない」という選択『ドキュメント がん治療選択』(1)東大病院を逃げ出した理由 – 明日の医療
通常、がんを宣告されるまで、自分が罹患するとは考えていない。宣告された時は、ほとんど知識もなく、動揺もあって治療法を考える余裕はない。それゆえに、目の前の医師の方針に従って治療を始める。だが、手術は身体への負担が大きく、食道がんの場合は、食事や睡眠など術後の生活に大きな制約を受ける。がん治療の中、自身に最適な治療法を求めて苦闘した金田氏に話を聞いた。…
「ただ生き延びるためであれば、素直に手術を受けている」『ドキュメント がん治療選択』(2)あとで後悔しないために – 明日の医療
2020年4月に食道がんを宣告された作家・ジャーナリストの金田信一郎氏は東京大学医学部付属病院に入院したが、東大病院に不信感を持った金田氏はセカンドオピニオンを取得した国立がん研究センター東病院に転院する。そこで、食道がん手術で豊富な実績を持つ名医に出会うが、最終的に手術自体を回避、放射線治療に切り替える。なぜ東大病院を逃げ出し、手術を回避したのか。『ドキュメント がん治療選択』を上梓した金田氏に話を聞いた。…
【舛添直言】国民を絶望さす入院制限、決めた首相は「裸の王様」「中等症以下は自宅療養」から「酸素投与必要なら入院可」の迷走 – 日本再生
8月2日、政府は従来の新型コロナウイルス対応を変え、「中等症以下の患者は自宅療養させる」という方針に変えた。この「入院制限」が世論や与党からも猛批判を浴び、5日は、中等症であっても「酸素投与が必要な患者は入院可」「最終的には医師の判断」などと修正を余儀なくされた。だが、入院患者を選別することで病床をなんとか確保しようという意図は明らかだ。そして、これからは入院したくでも入院できず、自宅でなくなる患者も増えてくるだろう。その決断の背景にあるものは何なのか。…
劣化する官僚機構、その根源にある人口動態に鈍感な霞が関古い霞が関は捨て去ろう。このままではアジアの「反面教師」に – 日本再生
わが国の官僚と官僚機構の優秀さは、かつてエズラ・ボーゲルの『ジャパン・アズ・ナンバーワン』、チャルマーズ・ジョンソンの『通産省と日本の奇跡』が褒め称えたように、まさにわが国の高度経済成長を生み出した原動力であった。それが30年余で大きく変化し、過去がすばらしかったがゆえになおさら厳しい批判にさらされている。どうしてこのような事態になったのか。…
「デルタ変異株」の正体が分かる「3つの素顔」ゲノムと分子から理解する突然変異と有効な対策 – 世界の中の日本
8月上旬、日本はいまだかつてない、新型コロナウイルス感染症のピークを迎えています。これに対し、政府は「重症者以外は『自宅療養』」の方針を打ち出し、与党のみならず野党、自治体からも、早々に矢の批判が上がっています。どうしてこういうことになるのか?…