先日、霞が関の某省からシステム構築の受注を受けた、ITベンダーの若手技術者と話をする機会があった。その技術者が言うには、官庁の要望に応えてシステムの設計をしているが、官庁側が求めているものは、あるべきデジタル化の姿とはほど遠いという。このような愚痴を聞いて感じたのは、この役所のみならず、日本の行政の世界に浸透している行政事務の発想であり、公務員のデジタル技術についての理解の不足と法学的思考の呪縛である。…
日大全共闘と敵対、学生用心棒からドンにのし上がった田中英壽全共闘OBが述懐「半世紀前に似た状況、学生は声上げないのか」 – 日本再生
もう50年以上前の出来事だ。日本大学で教授や大学本部が関わるカネ絡みの不祥事が発覚、反発した学生たちは大学側に全理事の退任を要求した。これが日大全共闘の始まりだった。バリケードを築いて大学当局に抵抗する全共闘の学生たちの前に、大学側が差し向けた「用心棒」が体育会所属の学生やそのOBたちだった。その中心にいたのが、今回、脱税容疑で逮捕された田中英壽・前理事長だった。…
JOC山下会長、中国の人権問題スルーの裏に「札幌五輪」招致案IOCや中国に「配慮」しまくり、狙うはSAPPORO2030 – 世界の中の日本
やはり視線の先に見据えているのは「札幌五輪」なのか。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が11月30日、東京都内で定例記者会見を開き、報道陣の質問をのらりくらりと躱す場面があった。…
「極超音速兵器」登場で状況は一変、不可欠になった敵地攻撃能力元陸上幕僚長・岩田清文氏に聞く「日本の抑止力」(前編) – 安全保障を考える
「無抵抗でいるということは専守防衛や国際法以前の話であり、国際常識としてもありえない。国家にとってごく当たり前のこととして、敵基地攻撃能力を保有するべきなのです」
日本は米豪の“パシリ”になって尖閣を防衛するのか?アメリカの覇権維持のために駆り出されるのは愚の骨頂 – 安全保障を考える
オーストラリアの国防相などに言われるまでもなく、尖閣諸島の防衛は日本自身が自ら実施するべきである。しかし日本政府は、具体的な尖閣防衛策をなんら打ち出そうとしていない。
ついにベールを脱いだ米国の第6世代戦闘機アジア太平洋と欧州向けで異なった性能・コンセプトを詳解 – 安全保障を考える
長い間秘密のベールに包まれていた米空軍の「次世代航空優勢(NGAD:Next Generation Air Dominance)」プログラムが、徐々に姿を現してきた。NGADプログラムとは、「F-22」の後継となる次世代戦闘機を含む「ファミリーシステム」の開発を目的とした米空軍のプログラムのことである。…
国会議員に「文書通信交通滞在費」はいらない理由領収書添付などでごまかしてはならない – 政治を読む
国会議員の「公の書類」とは何か。思いつくのは国会の本会議や委員会の発言録ぐらいのものだ。こんなものを大量に送っている議員など見たこともない。
国会議員の文書通信交通滞在費問題に地方から「喝!」「李下に冠を正さず」など期待できない人々を変える画期的手法 – 世界の中の日本
衆議院総選挙が終了し、たった1日で月額100万円が満額支給されたということで国会議員の文書通信交通滞在費が問題になっている。これは、税金の使われ方として我々庶民とは全く違う特別待遇になっている点が問題である。…
「新しい資本主義」がポエムで終わらないための強力な経済政策を「分配重視」のどこが「新しい」のか?今なすべきはそこではない – 世界の中の日本
岸田政権が掲げる中長期的なビジョン「新しい資本主義」について、現時点では「緊急提言」が出されていますが、正直に言えばどこが「新しい」のか判然としない内容です。従来の資本主義の枠組みを超えるような新たなビジョンを提示するようなキャッチフレーズですから、実際の中身が総花的で当り障りのないものばかりだとしたら、国民の失望を招く可能性すらあります。看板倒れにならないための政策案を考えてみました。…
漂う「増税」気配、岸田政権は霞が関に寄り始めているのか党税調の顔ぶれ一新でパワーバランスに変化 – 政治を読む
今回、党税調から支持率の向上には必ずしもつながらない増税案が次々と出てきているということは、岸田政権の軸足が霞が関に寄り始めていることを示唆している。