「子どもがゲームをやりすぎる」と悩む親は多い。しかし東京大学大学院情報学環の藤本徹准教授は「ゲームが勉強の邪魔になると決めつけないほうがいい。子どもはゲームを入り口にさまざまな能力を身に付ける。活かし方によっては勉強にもプラスになる」という。それでは東大生はゲームとどう付き合ってきたのか。現役ゲーマー東大生4人に聞いた--。…
母親の73%が「コロナ禍の共有機会減」でストレス実感、明治安田生命アンケート
新型コロナウイルス禍の長期化で、母親の73%超がストレスを抱えている-。明治安田生命保険が6日発表したアンケートでこんな実態が浮かんだ。感染対策でママ友とつながりにくい環境となり、子育ての楽しさや大変さを共有する機会が失われていることが理由に考えられると分析した。…
教員研修履歴を一元管理 都道府県単位でデータベース化 免許更新制廃止
文部科学省が教員免許更新制廃止後に導入を目指す新たな教員研修制度で、教員個別の研修受講履歴を管理するデータベースを都道府県の教育委員会ごとに整備する方向で検討していることが4日、関係者への取材で分かった。個々の受講実態を把握することで、効果的な教員育成を目指す。令和5年以降の新制度開始後にデータベースの共有を全国的に進め、研修の更なる充実を図る。…
全国の書店で「本屋はミカタ」キャンペーン 学校がつらい子に知識と居場所を
学校がつらい子供たちに、書店という居場所があると伝えたい-。夏休み明け前後は子供の自殺が増える時期だ。8月下旬から、全国の書店で、子供の生き方や悩みを解決するための本を紹介する「本屋はミカタ」キャンペーンが展開されている。…
教員免許更新制廃止へ 5年にも新研修制度
教員免許に10年の期限を設ける教員免許更新制について文部科学省は8月23日、廃止することを決めた。更新制の在り方を議論する中教審の小委員会に同省が「発展的に解消する」との審議まとめ案を提示した。「教員の質」向上を目指した平成21年の制度開始から10年余り、時代の変化に対応できる新たな教員の学びの場を構築していく。…
非常時の端末持ち帰り64% 休校備え「環境整備を」
全ての小中学生に1人1台のデジタル端末を配備する「GIGAスクール構想」で、公立の小中学校や特別支援学校計約3万校のうち、64・3%が災害などの非常時に備えて端末を自宅に持ち帰れるよう準備済みであることが2日、文部科学省の調査で分かった。…
世界大学ランキング 東京大、世界35位に上昇
英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は2日、今年の世界大学ランキングを発表、日本勢で最も順位が高い東京大は昨年の36位から35位に順位を上げた。現在のランキング方法を導入した2016年以降、最高位。THEは、文科省が推進するスーパーグローバル大学創成支援事業の下、日本勢の国際化が進んでいると評価した。…
ICT環境整備も定着になお課題 全国学力テスト
文部科学省が31日に公表した全国学力テストの学校アンケートからは、教育現場にICT(情報通信技術)が急速に広まっている現状が浮かび上がった。新型コロナ禍が追い風となり、文部科学省は児童生徒1人1台のパソコンやタブレットといった学習用端末をほぼ全ての小中学校に配備。ただ、その特性を生かした授業への効果的な活用は道半ばで、感染収束後を見据えた課題でもある。…