注連飾りを飾ったり除夜の鐘を鳴らしたりおせち料理をいただいたり、古くからのしきたりに触れる機会が多い年末年始。堅苦しいと敬遠しがちなしきたりですが、実は縁起を担いだおめでたい作法が様々。気持ちよく新年を迎えるために知っておきたい、大晦日からお正月にかけての縁起物や縁起事とマナー、その意味を「現代礼法研究所」の主宰を務める岩下宣子さんが解説します。
江戸時代の蒲焼はぶつ切りだった!?「土用の丑の日」に知りたいうなぎの食文化と諸問題
2021年の「土用の丑の日(どようのうしのひ)」は、7月28日水曜日。“うなぎを食べる日”として知られていますが、なぜ「土用の丑の日」と呼ばれ、そもそもなぜうなぎなのでしょうか? またうなぎにまつわる問題と、うなぎだけではない土用の習慣とは? 食文化研究家として活躍する畑中三応子さんに解説していただきます。
「モダン神棚」で心を整えられる空間作り。神棚マイスターが語る、神棚のある暮らしとは
手頃でコンパクトなタイプや、洋室中心のインテリアにも合うデザインでマンションにもまつりやすい“モダン神棚”と呼ばれる神棚が続々登場。いよいよ神棚が、現代の暮らしに溶け込む存在となるかもしれません。「神棚マイスター」の窪寺伸浩さんに、方位や道具、祈り方などのルールや、デジタル時代に神棚をまつる意味などを解説していただきました。
世界に広がる「emoji」生みの親・栗田穣崇氏が語る、絵文字が果たした役割と課題
メールやSNSなどで誰もが便利に使っている「絵文字」。今や世界中で「emoji」として愛される存在となりましたが、元はといえば日本が生んだ文化です。1999年にドコモが発売したiモードをきっかけに、国内外へと広まっていったのです。今回は、iモード発売時に絵文字開発に携わり、emojiの生みの親として世界的に知られる栗田穣崇さんにインタビュー。当時の裏話や現在の絵文字事情、ピクトグラムとの関係性などについて語っていただきました。