人生100年時代。何かを始めるのに年齢を気にする必要がなくなりつつある時代です。プログラミングも、若い人がやるものだと逃げ腰になる人が多いのですが、最近は中高年向けに入門本もあります。どんな内容なのかチェックしてみました…
所得は倍増するし、経済は破綻しない!? 元内閣官房参与が説く「日本人を金持ちにする」秘策とは?
『なぜ、日本人の9割は金持ちになれないのか』(藤井 聡・著/ポプラ社・刊)。この本を手に取ったとき、なんて衝撃的で、かつ魅惑的なタイトルだろうと思いました。誰もがお金持ちになりたいと願っているものでしょう。けれども、その…
ゴッホとゴーギャンの秘密に迫る最高のミステリー小説がここにある━『リボルバー』
ポスト印象派を代表する画家といえば、誰もがゴッホとゴーギャンをあげるだろう。ふたりの画家は一時期、南仏アルルで共同生活をしたものの、関係が悪化してしまいゴーギャンが去った後にゴッホの耳切り事件が起こったことはあまりに有名…
オートミール米化で「40キロ痩せた」これぞうさんおすすめ! 「ハヤシ飯」が旨すぎて毎日食べたいレベルだった
2021年「売れたものランキング」によると、前年度から291%増でオートミールが1位だったそう。 ダイエットにいい、栄養素が豊富で低カロリー、便通にいいと“いいこと尽くし”なのは知っていますが、その見た目か…
『ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか』キューリング恵美子さんに聞くドイツと日本の大きな違い【前編】
自分という存在は、自分の目にどのように映っているか。自分は、自分という存在をどれだけ肯定しているか。読み手にそんな疑問を投げかける『ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか』という本が話題になっている。 著者…
ロボットが人間になる日は来るか?世界的権威が語るロボット開発から見えた“人間”~注目の新書紹介~
こんにちは、書評家の卯月 鮎です。つい20年ほど前まで、ロボットの二足歩行といえば、アシモがカクカクと歩く程度でしたが、最近は上手にバランスを取って歩くどころか、走ったり、バク宙したりするロボットも登場してきました。 &…
じつは化石の宝庫の沖縄で、旧石器時代のドラマとロマンに魅了される−−『島に生きた旧石器人 沖縄の洞穴遺跡と人骨化石』
今から30万年前、人間の祖先はアフリカで暮らしていたと言われています。その中の一部の人びとが故郷を離れ、移動を開始しました。その波は東アジアにまで及び、4万年前、もしくは3万年前ごろ、海を渡って沖縄の島々に到達したとのこ…
バターの色は何色ですか? 黄色と思ったあなたは……。食品と色の感覚史~注目の新書紹介~
こんにちは、書評家の卯月 鮎です。子どものころ、炭酸のグレープジュースを飲んでいて驚いたことがあります。缶をよく見るとそこには無果汁の文字。「無果汁!? グレープはブドウのはずなのになんで無果汁? でも、ちゃんとブドウの…
これが“エモい”ってやつか……好きだったあの人を思い出させる1冊『ボクたちはみんな大人になれなかった』
11月上旬から劇場とNetflixで同時公開されている映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』(主演・森山未來/監督・森 義仁)が話題になっています。同名の原作はcakesでの連載から2017年に書籍化、翌年には文庫版…
なぜ日本人は他人を叩きたがるのか?−−『不寛容社会』
20代半ばからフリーになる直前の30代初めまで働いていた通信社の社長が、『イントレランス』という古ーいハリウッド映画の日本国内でのビデオ化の仕事に関わっていた。 『イントレランス』という映画 D・W・グリフ…