東京2020パラリンピック

パラ水泳のエース、木村敬一（30＝東京ガス）が、悲願の金メダルに1歩近づいた。 男子100メートル平泳ぎ（視覚障害SB11）で1分11秒78の好タイムを出し2位。200メートル個人メドレーは5位だっただけに、今大会初メダルに「3番に入り……

射撃混合10メートルエアライフル伏射（運動機能障害SH1）の渡辺裕介（渡辺石灰）は、45位で決勝に進めなかった。お笑いコンビのアンガールズ田中卓志とは広島県上下町（現府中市）の上下中で同級生。「5軒隣ですが田舎で1・5キロ離れているので……

杉村英孝（39＝伊豆介護センター）がボッチャ個人で日本勢史上初メダルとなる金メダルを獲得した。BC2（脳性まひ）の決勝で、16年リオデジャネイロ大会で個人、団体ともに金メダルのウォンサ・ワッチャラポン（タイ）に5－0で勝利した。ボッチャ……

日本はオランダに大敗を喫し、08年北京大会以来の4強入りはならなかった。序盤から攻守で圧倒され、前半を12－46で折り返すと、後半もリードを広げられた。岩佐義明監督は「地力の差があった。自分たちの守備ができなかった。悔しい」と話し、ダブ……

女子100メートル（視覚障害T11）で極めて珍しい事が発生した。予選には13人が出場したにも関わらず、銅メダリスト不在という結果になった。 どういうわけか－。決勝は4人で争われた。2組あった準決勝で組1着と2着以下のタイム順2人の計4人……

車いすテニスは女子シングルス準々決勝で上地結衣（27＝三井住友銀行）が、朱珍珍（中国）にストレート勝ちで4強入り。準決勝で前回大会準決勝で敗れた同3位のファンクート（オランダ）と対戦する。 　　　◇　　　◇　　　◇ 試合中のうなずき具合……

日本クァードクラス史上初のメダル獲得は、またお預けとなった。 混合上下肢障害シングルスの準決勝で、菅野浩二（40＝リクルート）は第2シードにストレートで敗退。「押し込まれてしまった。ただ、ゲームだけが進んでいっている感じ」と、思い通りの……

競泳の男子200メートル個人メドレー（知的障害S14）で、世界記録保持者の東海林大（三菱商事）は4位にも「金メダルや世界新を期待されたけれど、悔いはありません」と言った。 「パラリンピックに出られたことに感謝して、最後のレースのつもりで……

女子200メートル個人メドレー（知的障害S14）で8位の井上舞美（大津イトマン）は「最終種目で決勝に残れて、楽しいパラリンピックだった」と、初めて出場した大舞台を振り返った。 午前中の予選では自身の持つ日本記録を更新したが、同時に世界と……

男子ダブルスの国枝慎吾（37＝ユニクロ）、真田卓（36＝凸版印刷）組は準決勝で敗れ3位決定戦に回った。 16年リオデジャネイロ大会銀メダルの英国ペアに2－6、1－6で完敗。内容は競っていただけに、真田は「あと1点多く取れていれば結果は違……