人類史を振り返ってみれば、儀式と称して、残酷な処刑が数々行われてきました。
その中で最も悪名高い儀式の一つに、「血のワシ(blood eagle)」と呼ばれるものがあります。
これは中世ヨーロッパ時代にヴァイキングが行なった儀式と伝えられていますが、実は、本当にやっていたのかどうかは今もって分かっていません。
しかしこのほど、シカゴ大学(University of Chicago・米)の研究により、実際に「血のワシ」は実施可能であったことが示唆されました。
一体、どんな儀式なのか?
あまりにも血なまぐさいので、この先も読まれる方はご注意ください。
研究は、同大のプレスリリース『University of Chicago Press Journals』に掲載されています。
目次 「血のワシ」とは、どんな儀式なのか?「実行可能だが、生贄はすぐに死んでしまう」 「血のワシ」とは、どんな儀式なのか? 「血のワシ」に関する考古…
参考文献
Brutal Viking Ritual Called ‘Blood Eagle’ Was Anatomically Possible, Study Shows
https://www.sciencealert.com/brutal-viking-torture-method-anatomically-possible-concludes-new-research
元論文
An Anatomy of the Blood Eagle: The Practicalities of Viking Torture
https://www.journals.uchicago.edu/doi/10.1086/717332