習主席、台湾侵攻の野心過熱 6中総会閉幕「歴史決議」採択し「異例の3期目」へ 「互いに隷属しないことを堅持」蔡総統は警戒

 中国共産党の重要会議である第19期中央委員会第6回総会(6中総会)は11日、党創建100年の歴史を総括する「歴史決議」を採択して閉幕した。歴史決議の採択は40年ぶりで、習近平党総書記(国家主席)が、毛沢東、●(=登におおざと)小平と並ぶ権威付けを行った。習氏が来年の党大会で「異例の3期目」入りを果たすのはほぼ確実。「台湾侵攻」の野心過熱が懸念される。…

「日本は信用できるか」韓国大統領候補、日米韓同盟に反対

 韓国の与党・共に民主党の大統領選候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は10日、韓国のメディア関連団体「寛勲クラブ」主催の討論会で発言し、日米韓3カ国の軍事同盟結成の是非について「当然反対する」と表明。「日本はいつでも信頼できる友邦国家だろうか。なぜ独島(竹島の韓国名)についていつまでも問題提起をするのか」と警戒心を示した。…

米議員団が軍用機で訪台 蔡総統と会談、対中見据え緊密さ強調か 中国「断固反対する。中国人民の決意を見くびるな」

 台湾を訪問中の米上下両院議員団は10日、蔡英文総統と総統府で会談した。台湾のTVBSテレビが報じた。議員団は、国防部(国防省)関係者とも面会した。会談内容は不明だが、軍事的な統一圧力を強める中国に対峙(たいじ)するため、対中政策を協議した可能性がある。…

バイデン米大統領と中国・習主席、コロナ起源を議論へ 15日にオンライン会談か

 ブリンケン米国務長官は10日、バイデン米大統領と中国の習近平国家主席のオンライン会談が近く開かれると明らかにし、新型コロナウイルスの起源調査を含むあらゆる問題が議論されるとの見通しを示した。米中関係に関して科学技術や経済の「切り離し(デカップリング)」を目指さない考えも表明した。政治サイト、ポリティコは会談が15日に暫定設定されたと報じた。…

2021年版中国富豪番付 不動産、IT産業が沈みトップは飲料メーカー

 中国の民間研究機関、胡潤研究院が10月27日に発表した2021年版の中国長者番付によると、飲料水メーカーの農夫山泉を創業した鍾●●(●=目へんに『炎』)氏が資産額3900億元(1元は約17.7円、約7兆円)で中国一の富豪になり、2位は字節跳動(バイトダンス)を創業した張一鳴氏で資産額は3400億元、3位は車載電池大手・寧徳時代を創業した曽毓群氏で資産額は3200億元だった。…

韓国エネルギー計画のハチャメチャ COP26「脱石炭」に躊躇なく署名も“言い訳”大前提か 文大統領「クリーン水素先導国家」の壮大な未来構図

 隣国との国交に関する基本合意(条約や関連協定)にすら、へ理屈を付けて「ご破算」にしようと策動を続ける国だ。その国が署名した国際合意を守らなかったとしても驚くに値しない。しかし、初めから守る気もないのに署名したとなると…。親しくお付き合いできる相手でないことは明らかだ。…

【海外こぼれ話】“子犬”の看板に偽りあり

 ペルーの首都リマ中心部の露店が売っていたペットの“子犬”を、ある一家が50ソル(約1400円)で購入した。シベリアンハスキーだと思って育てていたが、数カ月後、実はキツネだったことが判明した。地元メディアによると「ランラン」と名付けられたキツネはある日、家から脱走。近所の人が飼っている鶏などを襲うようになった。一家は謝罪と弁償に追われ、当局に捕獲を願い出た。…