視覚障害者向け音響装置を不適切設置 11都県59駅 JR東

 JR東日本は26日、駅のホームで階段の位置を視覚障害者に案内する音響装置について、11都県の59駅で不適切な向きに設置していたと発表した。線路と直角の方向に音が流れ、視覚障害者が誤って線路に向かって歩き、転落する恐れがあった。「該当する装置は使用を停止し、順次適切な状態に是正する。ご心配を掛け、深くおわびする」としている。…

【ローカリゼーションマップ】「これからはアート思考だ!」と熱くなっているのは日本だけ?

 「アート思考」との表現が出回っている。この3-4年、特に日本のなかで流行っている。この言葉の定義はほぼないと言ってよい。各々がそれぞれの解釈で使っている。言うまでもないが、アーティスト自身はこの言葉を使わず、主にビジネスに新しい発想やプロセスを求める人が好んで使う。…

申告漏れ所得5577億円 コロナ影響3割減

 国税庁は25日、令和2事務年度(昨年7月~今年6月)の所得税などの調査で、所得の申告漏れの総額が前年度に比べ29・3%減の5577億円だったと発表した。同庁は「新型コロナウイルス禍で、電話や文書ではなく訪問して調査する件数が減った影響ではないか」とした。高所得者ら「富裕層」1件当たりの申告漏れは2259万円で、富裕層対象の統計を始めた平成21年度以降で最高額。…

学校の危機管理マニュアル 生徒の凶器想定せず

 愛知県弥富市の市立中学校で3年生の男子生徒(14)が同級生の男子生徒(14)に刃物で刺されて死亡した事件では、凶器となった包丁が校内に持ち込まれたことが分かっている。学校現場には、防犯対策などをまとめた危機管理マニュアルの策定が義務付けられているが、今回のような子供による危険物の持ち込みまでは想定されておらず、再発防止の課題が浮き彫りとなった。…

富士急ハイランド 大観覧車のドアを開けたまま運転

 富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は24日、10代の女性客2人が乗車する大観覧車のゴンドラのドア、鍵を閉め忘れ、ドアが開いたままの状態で1周させるトラブルが起きたと発表した。乗客のけがや落下物はなかったものの、ゴンドラが高さ50メートルまで上昇する中のトラブルで、会見した岩田大昌社長は「乗客の方に極めて怖い思いをさせるなどし、おわびします」と謝罪した。…

浄水場の活性炭納入で談合、茨城県がクラレなど10社提訴

 茨城県は24日、浄水場で使う活性炭の納入をめぐる談合で損害を受けたとして、東証1部上場の化学メーカー「クラレ」など10社に計約25億円の損害賠償を求め、水戸地裁に提訴した。公正取引委員会が独禁法違反でクラレなどに課徴金納付を命令し、県は今年3月に賠償金の支払いを求めたが、支払われなかった。…