池袋暴走事故 「ブレーキ踏み間違え」東京地裁、過失を認定

 東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、母子が死亡した事故の判決公判で、東京地裁の下津健司裁判長は2日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)について「ブレーキとアクセルを踏み間違える過失があった」と認定した。…

池袋暴走事故 飯塚被告に禁錮5年の実刑判決

 東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、松永真菜(まな)さん=当時(31)=と長女、莉子(りこ)ちゃん=同(3)=が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)の判決公判が2日、東京地裁で開かれ、下津健司裁判長は禁錮5年(求刑禁錮7年)を言い渡した。…

愛知で事故後にコロナ重症診断 自覚なき低酸素症か、起こした人物は死亡

 愛知県で8月末、車の追突事故を起こして死亡した50代男性が、新型コロナウイルスによる重度の肺炎を発症していたと診断されたことが1日、分かった。搬送先の医師によると、男性の死因は肺炎による低酸素血症と推定される。新型コロナ患者にみられる、息苦しさの自覚がない「幸せな低酸素症」の状態だった可能性があるという。…

都の委託先にサイバー攻撃 複数自治体、データ流出か

 東京都は1日、建設、港湾、都市整備の各局が業務を委託していたコンサルタント会社が「ランサムウエア」と呼ばれるコンピューターウイルスによるサイバー攻撃を受けたと発表した。設計資料など多数のデータが暗号化されたほか、外部流出の可能性があるとしている。埼玉県や千葉県市川市も同日までに情報流出の可能性があると明らかにした。…

住民投票要求、敗訴が確定 石垣島の陸自配備賛否巡り

 沖縄県・石垣島への陸上自衛隊配備を巡り、石垣市民30人が賛否を問う住民投票の実施を市に求めた行政訴訟で、最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は市民の上告を退ける決定をした。25日付。裁判で投票の実施を求めることはできないとして住民側敗訴とした1、2審判決が確定した。…

偽の旧一万円札の被害、都内で相次ぐ 少額商品購入に計50枚

 東京都内の新宿や渋谷にあるコンビニエンスストアやドラッグストアなどで今月下旬以降、少額の商品購入の際に偽の旧一万円札が使われる被害が相次いでいることが30日分かった。確認されただけで被害は約40店舗に上り、計約50枚が使われていた。釣り銭目的とみられ、警視庁捜査2課は偽造通貨行使の疑いで調べを進めている。…