転売27万円…御朱印、改元で過熱 配布の取りやめも
神社や寺に参拝した証しとして押印される「御朱印(ごしゅいん)」が、インターネット上で転売されている。特に改元に関するものには高値がついており、中には20万円以上で取引されるケースも。本来は信仰にかかわる品である御朱印が安易に収集され、売買されている現状に、御朱印の配布自体を取りやめる神社も出始めている。…
【寄稿】パリ協定に提出する日本の長期戦略
パリ協定は、産業革命前に比べ世界の平均気温の上昇を1.5~2℃未満に抑えるという目標を掲げています。目標を実現するには、今世紀後半のなるべく早い時期に温室効果ガスの排出を実質ゼロにしなければいけません。これを達成するため、パリ協定は各国に対し、2050年に向けた温暖化対策の長期戦略を2020年までに提出するよう招請しています。…
銀行のロゴはなぜ紙の地図から消えたのか 地図の平成30年、その舞台裏
とうとう「平成」の時代が終わった。この30年を振り返ると、どんなことがあったのか。就職氷河期があったり、携帯電話が普及したり、働き方に変化がでてきたり。月9ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ)を見るために急いで家に帰った人もいれば、「ビリーザブートキャンプ」に入隊したものの、5分ももたずに息切れした人もいるだろう。…
【東京商工リサーチ特別レポート】東京五輪後のオフィス・ホテルはこう動く 森グループ創業家の女性社長が予想
都心部のオフィス市場が好調だ。大量供給が危惧された新規物件や既存物件も、順調にテナントが決まり、東京五輪やインバウンド効果を背景にしたホテル開発、商業施設なども活発に動いている。東京商工リサーチ(TSR)は、オフィスビルやホテル開発で攻勢を続ける総合デベロッパー、森トラストの伊達美和子社長(森グループ創業家出身で森章前社長の長女)に不動産市況や業界の課題、自社の今後の展望を聞いた。…
はんこ文化、時代の曲がり角 デジタル化で銀行使用頻度は低下
三菱UFJ銀行で、現金自動預払機(ATM)に新たな機能を付加した「税公金・振込自動受付機(STM)」の推進に携わる小倉誉之氏は過去2年間、10人ほどのチームメンバーと手分けして全国約470の市区町村を訪れた。顧客による税金や公共料金の支払いをこのSTMで扱えるようにするためだ。…
富裕層の「ついで観光」特需に期待 関西ワールドマスターズゲームズ
4年に1度の生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)」の2021年5月の日本開催まで、今年5月であと2年となる。近畿を中心に2府8県にまたがり競技会場が置かれるため、観光を中心に経済的な波及効果に期待が高まる。なにしろ、これまでの大会参加者への分析では、半数以上が年収1千万円を超える富裕層だからだ。ただ、アジアで開催されたことのなかった大会だけに、日本での認知度は1割程度と低い。受け入れ準備はまだ本格化しておらず、早期の詳細な競技日程の公表を求める声も上がっている。…