「ファーストの会」が事情はどうあれ“小池第2新党”でしかない理由 – DOL特別レポート

都民ファーストの会が10月3日、記者会見して明らかにした国政新党「ファーストの党」設立。政策も役員人事も勝敗ラインも連携する他の政党も説明できない残念ぶりで、注目度は低い。小池百合子東京都知事自身の意向ではないとの見方もあるが、果たしてそうか。いずれにせよ有権者には「小池新党」にしか見えない。…

岸田新政権が直面する「台湾有事」の現実味 – DOL特別レポート

9月29日、自民党総裁選挙で、岸田文雄氏が新総裁に選出された直後、筆者は、主だった議員の感想を聞こうと、投開票の会場となったホテル内で、ぶら下がり取材(囲み取材)を続けた。その中で、高市早苗政調会長を支持した稲田朋美元防衛相(細田派)は、筆者の問いに、「岸田さんは安全保障問題でも思いを共有している方です」と述べ、勝利への祝意を示した。…

“謎肉”の日清食品も挑戦!未来の食料危機を救う「培養肉」とは – ニュース3面鏡

近年、劇的に変わりつつある「食」の世界。今後、地球規模の人口爆発による食料の供給不足や、外食業界での人手不足が深刻化、さらに新型コロナウイルスの流行で、ますます先行き不透明な時代になっていくでしょう。こうした深刻な問題を解決すべく、日本をはじめ世界各国が臨んでいるのが、「フードテック」です。そこで今回は、宮城大学食産業学群教授・石川伸一さん監修の著書『「食」の未来で何が起きているのか』(青春出版社)から、「フードテック」の具体的事例を抜粋紹介します。…

45歳定年問題で考える、中高年に「キャリア自律」を求めるのは逆効果なワケ – DOL特別レポート

サントリーホールディングスの新浪剛史社長が、「45歳定年制」の導入について提言し、話題となっている。発言には多くの批判が集まっているが、雇用問題として捉えるならば、「企業はなぜ45歳の社員に『区切り』をつけようとするのか」という問題を考えなければならない。この問題の背景を考えると、現状を変えるためには、「40歳以降のキャリア」を考えるだけでは不十分であることが分かる。…

中国に封じ込められた天安門事件追悼、香港の「一国二制度」が消滅した日 – DOL特別レポート

イギリスから返還された際、中国国内とは異なる制度の下、香港人による自治が認められていたはずの香港。しかし、この「一国二制度」が事実上消滅したといえる出来事が起きた。中国政府は1989年に起きた天安門事件をタブーとしているが、香港では事件後毎年、天安門事件の追悼集会が行われていた。その集会を主催する団体が当局の恫喝を受けて9月25日に解散を決定、香港で30年続いた追悼集会がついに封じ込められたのである。…