トヨタ、2030年までに電池投資1.5兆円・コスト半減目指す 脱炭素化で需要対応

 トヨタ自動車は7日、2030年までに合計1兆5000億円を、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)向けの車載電池に投資すると発表した。世界的に脱炭素化が進み、電動車需要が高まることに対応する。車両と電池を一体開発し、車載電池の原価低減を進める。20年代後半までに1台当たりの電池コストの半減を目指す。…

日系4社の中国新車販売、2カ月ぶり全社マイナス

 【北京=三塚聖平】日系自動車大手4社の中国市場における8月の新車販売台数が6日、出そろった。世界的な半導体不足の影響を受け、ホンダが前年同月比3割減となるなど全社がマイナスだった。4社全てが前年実績を下回るのは2カ月ぶりで、好調が続いてきた日系メーカーの中国販売にブレーキがかかっている。…

ホンダ、8月の中国販売38%減 半導体不足と工場停止響く

 【北京=三塚聖平】ホンダが4日発表した中国における8月の新車販売台数は、前年同月比38・3%減の9万1694台だった。世界的な半導体不足の影響に加え、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で湖北省武漢市の工場が一時閉鎖を余儀なくされたことで大幅な悪化となった。…

GM、北米8工場停止 半導体不足が深刻化

 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は2日、北米の8工場を一時停止すると明らかにした。新型コロナウイルス感染再拡大によるサプライチェーン(供給網)の世界的な混乱で、半導体不足が深刻化しているため。米メディアが伝えた。…

パラ選手村のバス再開 組織委、トヨタ安全対策講じ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会とトヨタ自動車は8月31日、パラリンピック選手村で視覚障害の柔道選手と接触事故を起こし停止していた自動運転バス「e-Palette(イーパレット)」の運行を再開した。詳細な事故原因は警視庁などが調べているが、選手の中には移動手段の確保を求める声も多く、安全対策を強化した上で再開させた。…