日本メーカーの戦略、PHVシフトが鍵 米の「新車5割電動化」

 2030年に新車販売の5割を電動化するという米バイデン政権の目標は、日系自動車メーカーが強みを持つハイブリッド車(HV)を含めず、「脱ガソリン」を強力に推進するという内容だ。日系メーカーは、外部からの電源でも充電ができるプラグインハイブリッド車(PHV)へのシフトを進め、海外勢に後れをとる電気自動車(EV)の開発を加速させるなど戦略の見直しが求められることになりそうだ。…

ホンダ、早期退職2千人超 電気自動車開発強化へ世代交代

 ホンダが令和3年度から始めた早期退職者を優遇する制度に2千人を超える社員が応募したことが6日、分かった。55歳以上64歳未満を対象とし、募集人数の目標は設けていなかった。世界的な脱炭素化の流れを受け、電気自動車(EV)など次世代の車の開発に経営資源を集中する方針で、若返りを図って世代交代を進める。…

米大統領が演説、車5割電動化「後戻りない」 燃費規制も強化…難題も

 【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領は5日、ホワイトハウスで演説し、2030年に新車販売の5割を電動化する目標について「後戻りすることはあり得ない」と述べ、実現への決意を示した。電気自動車(EV)の基幹部品などの国内生産を強化し、雇用創出につなげる意向も強調した。脱炭素化を政策主導で後押しするため、米政府は同日、自動車の燃費規制強化を発表した。…

ホンダ、新型シビック9月3日発売 319万円から

 ホンダは5日、主力車「シビック」を全面改良し、9月3日に発売すると発表した。319万円と353万9800円の2タイプあり、月間計千台の販売を計画している。5ドアのハッチバックで、旧型より視界や足元を広くし、開放的な車内空間とした。…

ホンダ、日産の7月中国販売が20%減 半導体不足響く

 【北京=三塚聖平】ホンダが4日発表した中国における7月の新車販売台数は、前年同月比20・9%減の10万8139台だった。世界的な半導体不足による影響が引き続き出ており、日産自動車も20・8%減の9万5783台で、両社とも3カ月連続のマイナスを余儀なくされた。…

アウディ、新型SUV発売

 アウディジャパン(東京)は、スポーツ用多目的車(SUV)「Q5」の新型車「アウディQ5 スポーツバック」を17日に発売する。4ドアで丸みを帯びた「クーペ」のようなスタイリッシュなデザインを採用。30~50代の顧客を中心にアピールする。…

ホンダの高級スポーツカー「NSX」、来年末に生産終了

 ホンダは3日、高級スポーツカー「NSX」の生産を令和4年12月で終了すると発表した。平成28年に発売した2代目の現行モデルは、初代の製造終了から約10年ぶりにハイブリッド車(HV)として復活したが、ホンダは電気自動車(EV)の開発に経営資源を集中させており、商品構成を見直す。…