持病のある子供の育児などを理由に転勤を伴う配置転換命令に応じず懲戒解雇されたのは違法だとして、大手電機メーカー「NEC」子会社の元社員の男性(55)が解雇の無効確認などを求めた訴訟の判決が29日、大阪地裁であった。中山誠一裁判長は「配転命令は権利乱用とはいえず、懲戒解雇も合理性がある」として男性の訴えを棄却した。…
期限は12月1日…米大リーグ機構と選手会、労使協定の妥結めど立たず
米大リーグ機構(MLB)と選手会による労使協定の改定交渉が、現協定が失効する12月1日を目前にしても妥結のめどが立っていないと、スポーツ専門サイト「アスレチック」が28日、伝えた。ダラス近郊で期限前最後の交渉に臨む予定とした上で「両者の間には海があるほどの隔たりがある」とした。…
【Bizプレミアム】ジョブズに招かれた日本人が開発した「意図予測」の検索精度がすごかった
「ただいま、電話が大変混みあっています」。製品やサービスについて問い合わせるために企業のコールセンターに電話すると、何度も聞かされる自動応答メッセージのフレーズだ。よくある質問と回答を掲載したFAQページで検索してみても望む答えは見つからず、自動応答システムの「チャットボット」に質問したところで埒(らち)が明かない。結局は辛抱強くコールセンターの順番を待ち、人間のオペレーターに頼ることになった、という経験をした人も多いだろう。だが、「意図予測検索」という画期的な技術を採用したFAQページなら、困り…
【Bizプレミアム】気がつけば時速270キロ レース仕込みのランボルギーニ「ウラカン」に試乗【SankeiBiz編集部】
ドライバーの感性に訴える走りと、美しいデザインでスーパーカーの歴史を切り開いてきた高級車ブランド、ランボルギーニ。「カウンタック」「ミウラ」など革新的な名車を生み出し、いまも進化を続けるラインアップに新たな1台が登場した。モータースポーツで培った技術を凝縮し、走りを追求した公道仕様のスーパースポーツカー「Huracan(ウラカン) STO」だ。昨年11月の発表からそのパフォーマンスへの期待が高まり、今年8月に初年度生産分の完売が明らかになった同車のメディア試乗会に参加し、ランボルギーニの走りへの情…
値上げで強まる節約志向は危険な罠か 「デフレ丼」が示す経済成長への逆風【SankeiBiz編集部】
世界的な資源価格の高騰が経済活動のコストを押し上げる中、企業が値上げによる買い控えを避けようと懸命になっている。最近は食品を中心に価格上昇の動きが相次いでいるが、同時に消費者の節約志向も強まっているもよう。新型コロナウイルス禍で生活が大きく変化した消費者には「お金を使わなくても楽しめる」との意識も浸透しているようで、企業にとって節約志向の打破は至難の業だ。値上げが消費を下押しすれば経済成長の逆風となり、政府が分配政策を進める余地も縮小するだけに、消費者の「脱節約」に向けた意識転換への期待も出ている…