三菱重工の資産売却に1年必要か 挺身隊訴訟巡り韓国紙

 28日付の韓国紙、東亜日報は、元朝鮮女子勤労挺身隊員らが三菱重工業に損害賠償を求めていた訴訟で、韓国中部・大田地裁が同社の商標権と特許権の売却命令を出したことに関し、実際の売却まで「1年程度かかる可能性がある」と伝えた。同社は売却命令に即時抗告する方針だが、棄却されても裁判書類の送付手続きに一定の時間がかかるとしている。…

時短・酒…悩む自治体 感染再拡大の恐れも、国の支援に期待

 政府が新型コロナウイルス対応をめぐり、19都道府県に発令している緊急事態宣言を解除する方針を固めたことを受け、東京都は感染対策に関する都の認証を受けた店舗に限り、時間制限を設けて酒類の提供を可能とする方向で調整に入った。他の道府県も飲食店などへの対応について最終的な詰めの調整を行っており、早ければ28日にも決定する見通しだ。…

韓国の挺身隊訴訟 日本企業資産へ初の売却命令、三菱重工は即時抗告等で対応か

 【ソウル=時吉達也】2018年、韓国最高裁が三菱重工業に賠償を命じた元女子勤労挺身隊員らによる訴訟で、韓国中部・大田(テジョン)地裁は27日、同社の商標権などの韓国内資産について売却命令を出した。韓国紙の京郷新聞が同日報じた。…

フグ初競り季節到来、山口・下関 飲食店需要減で安値

 冬の味覚、フグの季節到来を告げる「初競り」が27日未明、日本有数のフグ取扱高を誇る山口県下関市の南風泊仮設市場であり、天然と養殖のトラフグ計約2・2トンが競り落とされた。1キロ当たりの最高値は昨年を2千円下回る1万8千円。主な出荷先の関東や関西が緊急事態宣言下にあり、飲食店の需要が減ったことで全体的に安値となった。…

司法判断も様々 「落ちた天ぷら・野菜の水滴」で転倒、責任は誰にあるのか

 買い物客が転んでけがをしたら、店側が賠償責任を負うのか-。床に落ちていた天ぷらや水滴が原因で起きた転倒事故をめぐり、客側が大手スーパーとの間で、安全配慮義務違反の有無などを争う訴訟が相次いでいる。清掃などを怠ったとして、店側に2千万円超の賠償命令が出たケースもあり、見回り強化などの対策が急務となっている。…

観光機関CEOが語る10月ドバイ万博 「大阪では日本の強み発揮を」とエール

 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで観光行政を担当するドバイ観光・商務機関のイサーム・カーゼィム最高経営責任者(CEO)が、オンラインで産経新聞のインタビューに応じ、10月に開幕するドバイ万博で「目標の2500万人の来場は可能」との見通しを示した。2025年大阪・関西万博についても「日本の強みを発揮すれば必ず成功できるはずだ」と強調した。…

【Bizプレミアム】“聖地”のハンバーガー自販機が10月復活へ「できる限り修復」オーナーの願い

 若い男がハンバーガーの自動販売機のボタンをこぶしで何度も殴って破壊するという衝撃的な光景。犯行の一部始終をとらえた防犯カメラ映像はテレビの情報番組でも流れ、SNSでも大きな話題になった。被害に遭ったのは、35~40年前の自販機が90台以上も並ぶ「レトロ自販機の聖地」だった。「今さら犯人が捕まっても…」。自販機を所有する男性が心に負った傷は深いが、壊れた自販機は10月の復活を目指し、急ピッチで修復が進められている。…