私鉄大手、9社黒字転換 鉄道苦戦、他事業で下支え

 首都圏、大阪、名古屋に路線を持つ私鉄大手13社の令和3年4~6月期連結決算が11日、出そろった。9社の最終損益が黒字転換し、新型コロナウイルス禍が続く中で一定の回復を示した。ただ鉄道などの運輸事業は苦戦が続き、不動産など別の事業が下支えした。ホテルも不振の西武ホールディングス(HD)が88億円の赤字を計上するなど4社は赤字が続いた。…

20億円が8兆円に育つ…孫正義が出資を決めるときに“実績”より重視すること

 「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」は孫正義氏が若手起業家を支援するために立ち上げた投資会社だ。投資先はいずれも成長途上の企業ばかり。孫会長は出資を決めるとき、相手のどこをチェックしているのか。ノンフィクション作家の野地秩嘉さんが書く--。…

東京オリンピックを数字で振り返る 暑さ、SNS、LGBTQ…

 新型コロナウイルス禍で開催された東京五輪。過去の大会に例をみない状況で、選手たちは感染のリスクに加え、日本特有の猛暑にも苦しめられた。無観客開催の中、10代の若者たちが躍動し、会員制交流サイト(SNS)による発信が定着した。印象に残った数字で今大会を振り返る。…

五輪閉幕、未来へ遺産 コロナ禍乗り越えた底力

 大輪の花のようにまぶしい笑顔があれば、悔しさにむせび泣く姿もあった。アスリートたちの感情の発露に接するたびに思った。この「舞台」を整えることができてよかったと。ほぼすべての競技会場が無観客となった東京五輪。それでも彼ら彼女らの熱量は伝わってきた。…

【Bizプレミアム】「若い人も食べて…」半世紀続くロングセラー菓子の憂鬱 若者ウケ狙った妙策【SankeiBiz編集部】

 スタンリー・キューブリック監督の不朽の名作「2001年宇宙の旅」が初公開されたのは1968年。その3年前に誕生し、今も高い人気を誇る菓子がある。商品の入れ替わりが激しい菓子業界では、こちらも“不朽の名作”と言ってもいいかもしれないが、ロングセラー商品にも悩みがあるという。それは、若い世代への定着だ。「ココナッツサブレ」は昭和レトロブームにあやかった“若者ウケ”を狙った新商品を次々と発売。パッケージには「はぴば!」「おめでトン」といった伝統商品と思えない若者言葉が並んでいる。…

【東京五輪】選手とつながり体感 日本勢メダルラッシュ、関連グッズ人気

 東京五輪は後半戦に入っても日本勢のメダルラッシュが続き、関連グッズの人気が高まっている。今大会は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い多くの会場で無観客開催となったが、代表選手との一体感を求めたり開催の記念にしたりしようと、関連グッズを手に入れようとする人々が増えているようだ。…

サッカー、リオネル・メッシ選手がバルセロナ退団 経済的理由で契約できず

 サッカーのスペイン1部リーグのバルセロナは5日、エースのFWリオネル・メッシ(34)が退団すると発表した。6月末に従来の契約が満了し、クラブによると新たな契約を結ぶことで双方が合意したが、リーグ規約と経済的な理由により正式締結できなかった。…