五輪開幕4連休の飲食店の客足急増、4月以降最多に “自粛慣れと自粛疲れ”で外食需要拡大か

 東京五輪開幕前後の4連休に飲食店の客足が急増し、今年4月以降の自粛期間中で最も多かったことが27日、テーブルチェックのまとめで分かった。東京では4度目となる新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されているが、同社の担当者は「緊急事態宣言の意義が薄れていることは明らか。自粛慣れと自粛疲れから外食する層が拡大してきている」とみている。…

「ビジネスと人権」で官民が意見交換 課題などについて協議

 政府は26日、「ビジネスと人権」について官民が意見交換する会議をオンラインで開いた。中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区の人権問題をめぐって、フランス当局が「ユニクロ」の現地法人の捜査を始めるなど、日本企業にとっても人権問題はリスクとなっており、課題などについて協議した。…

「近大マグロ」和歌山・白浜で初生産 出荷へ準備

 「近大マグロ」としてクロマグロの養殖に取り組んでいる近畿大水産研究所(和歌山県白浜町)などは、町内のいけすで初めて生産したマグロの出荷に向けて準備を整えている。対象は体重30~40キロの10匹。まだ研究段階というが、新型コロナウイルスの影響で苦境に立っている関西有数の観光地・白浜の飲食店集客に役立ちたいとしている。…

在りし日の急行列車を再現…東武鉄道が200型車両“リバイバル”で需要喚起

 アニメ映画「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)が昨夏、映画館でリバイバル上映され、興収が8億8000万円も上積みされたが、鉄道業界でも「リバイバル」が需要喚起に一役買っているようだ。こちらはカラーリングの復刻。東武鉄道は伊勢崎線系統の特急「りょうもう」の車両に在りし日の急行列車時代のカラーリングを再現し、8月7日から運行を開始するという。東武鉄道の担当者は「懐かしい思いを抱いていただきつつ、若い世代には新しい塗装に感じてもらえるのでは」と話している。…

【Bizプレミアム】週に1便都会を走る“激レア”路線バスは何のために? 年1本の「幻の路線」も【SankeiBiz編集部】

 小田急線とJR南武線が交わり、それぞれ16万人以上が乗降する川崎市多摩区の登戸駅。その駅前にあるバス停の時刻表に目が釘付けになった。ほとんどが空欄で、毎週土曜日に1便しかなかったからだ。過疎化の進む地方の話ではない。都会のターミナルを発着するバスが週1便なのである。気になって取材を始めると、全国には年に片道1便しか運転されない“幻の路線バス”があることも分かった。採算はとれているのか。そもそも何のために走っているのか。…