五輪パラ経済効果「6兆円超」 関大教授が試算

 東京五輪・パラリンピックの経済効果について、関西大の宮本勝浩名誉教授(理論経済学)は26日、約6兆1442億円だとする試算を発表した。大会の開催決定以降の収入(税収)に対する大会組織委員会、東京都、国の支出の総額は、約2兆3713億円の赤字になるとした。…

西日本シティ銀、九電の知財活用で連携 取引先に紹介

 西日本シティ銀行と九州電力は26日、九電が保有する知的財産を同行の取引先に紹介する連携事業を開始すると発表した。九電が知的財産活用の分野で金融機関と連携するのは初めて。環境や情報システムなど幅広い分野の知的財産を事業に活用してもらうことで、地域企業の支援に取り組む。連携事業の開始は9月1日。…

ベトナムの金融事業者買収 三菱UFJ、160億円

 三菱UFJフィナンシャル・グループは26日、ベトナムで個人向けローンを手掛ける金融事業者エスエイチビーファイナンスを買収し、子会社化すると発表した。買収金額は約160億円。低金利で国内環境が厳しい中、成長が期待できるアジアの事業を強化する。…

信用スコア活用の少額融資が浸透 LINE、メルカリなどアプリ利用者に幅広く

 与信を受けにくい若者層を中心に、スマートフォンアプリなどを利用するオンライン個人向け融資サービスが広がりをみせている。調査によると3万円未満の借り入れが中心で、メッセージアプリ大手のLINEが展開するサービスでも同じ傾向がみられるという。少額融資の分野では今月、フリーマーケットアプリのメルカリも今月参入を果たしており、競争はさらに激しくなりそうだ。…

金融庁、みずほに報告命令 今年5回目の障害、頻発を問題視

 金融庁が、今年5回目のシステム障害を起こしたみずほ銀行に銀行法に基づく報告命令を出したことが21日、分かった。関係者によると、月内の報告を求めた。金融庁は障害の頻発を重く見ており、発生の原因や顧客対応などが適切だったかどうかを精査する方針だ。…

みずほの信頼回復険しく 再発防止中の失態、自浄作用に疑問符

 再出発を誓ったばかりのみずほ銀行で20日、今年5回目となるシステム障害が発生し、みずほ信託銀行と合わせ計500店舗超で窓口の取引を一時的に全面停止した。再発防止策に取り組む中で繰り返された失態に、金融庁からも憤りの声が上がる。自浄作用に疑問符が付き、信頼回復の道のりは険しさを増している。…

みずほ銀行、今年5回目のシステム障害 頭取「真摯に向き合う」

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は20日、システム障害が発生し、傘下のみずほ銀行とみずほ信託銀行で全国の店舗窓口での入出金などの取引が一時できなくなったと発表した。みずほ銀の藤原弘治頭取は同日の記者会見で、3月の障害と類似した基幹システム周辺の部品故障にも関わらずその後の点検でリスクを把握できなかったと明らかにした。金融庁は近く、みずほに銀行法に基づく報告徴求命令を出す見通し。…