マイナカードの保険証対応、普及期待も遅れ 情報監視への不安根強く
マイナンバーカードが健康保険証として利用できる仕組みが20日から、全国の医療機関や薬局で順次導入されている。さまざまな行政手続きをカード1枚でできるようにする政府方針の一環で、普及の後押しとなることが期待されるが、ただ、カードを所持することによるメリットは依然少なく、個人情報を政府に監視されるのではとの不安も根強い。…
マイナポータルで医療費確認も デジタル庁が発表
デジタル庁は22日、マイナンバーカード所持者向けサイト「マイナポータル」で、11月中旬から患者が自分の医療費を確認できるようにすると発表した。令和3年9月以降の医療費が対象で、金額のほか医療機関名や診療日などの詳細な情報も分かる。毎月11日ごろに前々月分までの分が確認できるようになる。…
楽天モバイル、基地局人口カバー率さらに遅れ 96%達成は来年3月に
楽天モバイルは22日開いた記者説明会で、自社回線の人口カバー率96%の達成時期が「来年3月」になる見込みと明らかにした。半導体不足の影響という。同社はすでに達成時期を「今夏」から「年内」に遅らせている。10月からはKDDIにローミング(乗り入れ)しているエリアを順次減らしているため、「つながりにくくなった」などの不満も出ており、通信品質改善の遅れが契約者離れを引き起こす可能性もありそうだ。…
ヤフコメ、誹謗中傷対策強化 コメント欄全体を表示しなくする機能も新導入
ヤフーは19日、ヤフーニュースのコメント欄への書き込みについて、誹謗(ひぼう)中傷対策を強化すると発表した。人工知能(AI)などを活用して人を傷つけるコメントを探し出し、投稿を繰り返す利用者に従来より強い表現で警告する。違反コメントが一定数に達すると、その記事のコメント欄全体を表示しなくする機能も新たに導入した。…