10年以上前に偶然が重なって発見されたある分子によって、アルツハイマー病や外傷性脳損傷などを治療できる可能性が明らかになりつつある。現在「ISRIB」と呼ばれるこの分子は、健康な人の認知機能を向上させることもできるかもしれないと。…
血液を卵子に 「生殖の常識」覆すスタートアップの驚きの計画
米国のスタートアップ企業であるコンセプションは、成人の細胞を卵子に作り替えることを目指している。成功すれば、年齢や性別を問わずに子どもを作れるようになり、生殖の常識が覆されるかもしれない。…
世界が再び厳戒態勢に オミクロン株についていま分かっていること
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への警戒が強まり、緊急措置として各国で渡航制限などが実施されている。現時点で分かっていることは少ないが、再感染のリスクが高い可能性がある。 …
クイズで分かる「AIってなに?」 ポッドキャスト書き起こし
人工知能(AI)なのか、そうでないのかを見分けるのが難しい場合がある。どうやって判断すればよいのだろうか? クイズ形式で考えてみた。
タリバン政権下で生き残りをかける「コンテンツ密売人」たち
インターネット接続が不安定なアフガニスタンでは、「スニーカーネット」の商人らがデジタルコンテンツを路上販売してきた。取り締まりの厳しいタリバンの支配下にある現在も、生き残りをかけ、ひっそりとビジネスを継続している。…
イーロン・マスク参戦で バブル化したBMI研究、 脳がマウスになる日は来るか
数年前のイーロン・マスクらの参入をきっかけに、脳機械インタフェース(BMI)分野の研究開発に資金提供が相次いでいる。事故や病気で身体が麻痺した患者向けの研究が主だが、巨額資金が動く背景には次世代コンピューター・インターフェイス実現への期待がある。…
NASA、太陽光発電で推進する初の深宇宙探査機を打ち上げへ
NASAは2022年8月、太陽光発電で得られた電力を用いて推進する初の深宇宙探査機「サイキ」を打ち上げる予定だ。科学燃料を使って推進する場合に比べて推力が弱いが、効率を高められるので、今後、広く使われるようになるかもしれない。 …
COP26でついに動き出した炭素市場、国際ルールへの期待と疑念
11月前半に英国グラスゴーで開催されたCOP26気候会議では、国際的な炭素市場の確立に向けて新たなルールが策定された。しかし、このルールには大きな抜け穴があり、効果の疑わしいカーボン・クレジットの作成に拍車をかける可能性がある。 …
世界的スパイウェア企業「NSO」、米制裁で企業存亡の危機
イスラエルのNSOはこれまで、悪名高いスパイウェア「ペガサス」を幾多の独裁国家に販売してきたことを非難されつつもビジネスを続けてきた。しかし、米国政府が制裁を科すことを発表した現在、存亡の危機に瀕している。…
原 研哉インタビュー「世界は遊動の時代へ」
原研哉。日本を代表するデザイナーの1人であり、国内外を問わずさまざまなジャンル、規模のプロジェクトに参画している。一方で、デザイナーという立場から、企業だけでなく社会全体に目を向け課題解決の提案をし続ける。コロナ禍を経験した世界、そして日本におけるこれからの社会について、原氏の考える3つのキーワードを軸に話を伺った。 …