ピクサー共同創業者であるアルヴィ・レイ・スミスが、コンピューター・グラフィックスの歴史をひもとく著作『A Biography of the Pixel(ピクセルの歴史)』を出版した。スミスは本書で、コンピュータグラフィックの発展に真に貢献した人物を描くとともに、「デジタル・ライト(Digital Light)」の革新性について語っている。…
急成長するサイバー監視産業、高まる安全保障への懸念
急成長するサイバー監視産業の実態について調査した報告書が発表された。多くの企業が製品を世界中に販売しており、今後深刻な状況に陥る可能性があると警告している。
最新スパコンで変わる天気予報、ハリケーンの進路や強さも分かる
米国立気象局は、超高性能なスーパー・コンピューターの導入を予定している。ハリケーンの進路予測、強度予測から、日々の天気予報まで、精度が大きく向上する見込みだ。
DNA、スピントロニクス……ムーアの法則後のコンピューターの未来
シリコントランジスタの微細化を原動力とするムーアの法則は、間もなく終焉を迎える。その一方で、シリコンの代替品は何年にもわたり提案され続けてきており、その一部は限られた用途ではあるが製品化もされている。 …
インドが「2070年に排出ゼロ」を宣言、転換期を迎えた気候対策
インドのナレンドラ・モディ首相が11月1日、国連気候会議「COP26」で2070年にCO2排出量を実質ゼロにするという目標を明らかにした。世界最速で成長する途上国の宣言は、大きな転換になる。
米国の宇宙科学10カ年計画、居住可能惑星など優先
全米アカデミーズは11月4日、「天文学・天体物理学の10カ年計画」の報告書を発表した。科学的優先事項として、居住可能な太陽系外惑星、ブラックホール、銀河の起源と進化を挙げている。…
主張:掛け声だけの「多様性」、テック業界が本気で取り組む方法
テクノロジー業界はダイバーシティやインクルージョンを謳っているが、実際の取り組みはほとんど宣言にとどまっている。現状を変える方法を提案する。
量子コンピューター時代を見据え、サイバー攻撃集団が準備中
将来の量子コンピューターの実用化を見越したサイバー攻撃者たちは、政府や企業の暗号化された機密情報をすでに収集し始めている。米国政府はこうした新たな脅威に対抗するために、ポスト量子暗号の取り組みを進めている。 …
COP26開幕も、 「国連任せ」には限界 気候変動対策を加速する方法
グラスゴーでの国連気候会議(COP26)が開幕した。これまで国連は気候変動対策としてパリ協定をまとめるなど、一定の役割は果たしてきた。しかしグラスゴーでの会議で何が決まろうとも、気候変動がさらに進むことは確実だ。…
NASA新型ローバーはチームで動く、「分散型」でリスク低減
NASAは、月や他の惑星を探査するために、自律型の小型ローバー隊を開発している。1台のローバーに問題が起こってもミッションを継続できるうえ、従来のローバーでは行けない場所も探索できるようになる。 …