米ダラス警察、移行プロジェクトの最中にデータを消失。 証拠も消え殺人容疑者を保釈

米ダラス警察はデータの移行中、必要な22テラバイトものデータが間違って削除されてしまうというトラブルが起きた。このうち14テラバイトに関しては復元できたものの、およそ8テラバイトは行方不明のままになってしまったという。消失デーの中には保留中の事件に関するファイルも含まれていたとされる(ダラス警察[アクセスが重いです PDF]、Data Center Cafe)。

このトラブル自体は3月31日から4月5日に起きたものだったが、検察が知らされたのは8月初旬になってからだった。消えたのは2020年7月…

家畜用のイベルメクチンを飲むアメリカ人が急増、FDAが「あなたは牛や馬ではない」と警告

あるAnonymous Coward 曰く、新型コロナワクチンの特効薬として一部でイベルメクチンを期待する声があるが、アメリカで家畜用のイベルメクチンを飲み、副作用で入院する人が現れているとのことで、米食品医薬品局 (FDA) が注意喚起を行う事態となっているという(Gigazineの記事, FDAの発表)。 イベルメクチンは元々家畜用に開発された抗寄生虫薬で、人間にも投与され、中南米やアフリカでは毎年約2億人余りもの人々を寄生虫から救っている有益な薬である。一方で、新型コロナに対しても効果があると…

タリバン、米軍生体認証デバイスを入手か。米英の協力者あぶり出しに悪用される可能性

The Interceptの記事によると、アフガニスタンを掌握したタリバンは米軍が利用していた生体認証装置を押収したそうた。押収された機器は「HIIDE」と呼ばれるもので、虹彩や指紋・顔で個人を認識し生体認証を行う装置。内蔵データベースもしくは外部のデータベースに接続することで、個人を照合することができるらしい(The Intercept、GIGAZINE)。

米国はアフガニスタン内外の協力者だけでなく、外交努力を支援するアフガニスタン人などからもデータ収集をしてきた。米国大使館や領事館での就職…