11月30日のニューヨーク株式市場は、一時700ドルを下げる、全面安の展開となった。
30日は、製薬会社モデルナの最高経営責任者が、変異した新型コロナウイルス「オミクロン株」に対するワクチン効果が低下するとの見方を示したことなどから、経済活動が停滞することへの懸念が高まり、ほぼ全面安の展開になった。
ダウ工業株30種平均は、前の日の終値より、652ドル22セント安い、3万4,483ドル72セントで取引を終えた。
また、ハイテク株主体のナスダック総合指数も、245.14ポイント下がって、1万5,537.69と反落した。